そもそもの発想が違う

会議中にスマホやタブレットをいじっていると、失礼な奴だと言う方がいます。

もちろん、お会いして話をしている目の前でスマホをいじられたら失礼だと言うでしょうが、会議の中でスマホで議事録を取ったり調べ物をしたりすることは、この現代においては普通にあることでしょう。会議を始めれば、ずらっとノートPCを並べる時代ですからね。

高校や大学の授業でも、可視化が進み、パワーポイントなどでスライドの資料をみせながら、ビジュアルに授業を運営するというのが一般的になってきました。最近では映像を見せたりする授業もあるようです。

では、生徒たちはそのスライド資料をどうやってメモしているか、知っていますか? 答えは、「写真に撮る」です。いちいちノートになんて取っていたら次のスライドに行かれてしまいますし、一瞬で写真に撮り、あとは集中して話を聞いた方がいいわけです。それを、「授業中に写真を撮るなんて失礼な!」といきり立つ方がいるのも事実。大抵はご老人ですが、そもそももう時代感覚が異なるのですね。

先日見学に行った都立上野高校でも、先生のパワポ資料をスマホで撮影していた子が何人もいましたし、私も、先日説明会で訪れた都庁で、大学入試改革の説明のスライド資料の写真をたくさん撮って来ました。その資料をもとに、あとからブログの記事も書きますし、説明会の資料も作ります。デジタルですから、不要になれば消せばいいし、必要なら取っておけばいい。昔なら、全てフィルム代もかかったし、現像代もかかって、しかも失敗作だったりするわけです。しかしデジタルなら、消しても残しても、お金も場所も必要ない、そういう時代なんですね。

ツイッターのタイムラインを眺めながら討論番組をやる時代です。朝まで生テレビなんて、ツイッター眺めながらやっている方が若い方で何人もいましたが、ご老人がいきり立っていたのは、もう逆に面白かったですね。

勉強方法だって、その時代その時代に合ったやり方があります。20回鉛筆で書けとか、長い漢文を暗唱しろだとか、ひたすら計算しろとか、昔なら通用した学習法も、効果を疑問視されるものも多々あります。昔のスタンダードだった「単語カード」も、記憶が短期化されてしまうので今では効率の悪い勉強方法だとされています。

ましてや、このIT化の時代。スマホで予備校の講義を視聴出来たり、タブレットでテストを受験出来たりと、もう全然世界観が異なります。そもそもの発想が違うわけです。

古い価値観を見直すこともいいことがありますが、新しい価値観を古い価値観にあてはめて、否定するようなことは決して「教育者」のやることではないですね。先生は常に、生徒より好奇心旺盛でいたいものです。

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