「何でそんなにいろんな繋がりがあるのですか?」の答えは恐らくコレ

私はよく、

「何でそんなにいろんな繋がりがあるのですか?」

と聞かれることがあります。仕事でお会いする方にも、もちろん生徒の保護者や生徒自身、そして講師たちにも。

学校の先生から、業界の方から、全然違う有名人・芸能界の方、いろんな仕事をされている方などなど、何かしら辿っていくと、「何で??」という人脈が出てくることが多いものです。

その理由。

恐らく答えはコレです、というものがあります。それは、

ここへしばしばお参りをしているからです。
お分かりになりますか?

そう。出雲大社です。

縁結びの神様・出雲大社は、ありとあらゆるご縁を結ぶ神様。決して恋愛・結婚専門の神様ではないのです。

初めてお参りしたのは高校2年生の夏。島根に妙に呼ばれて、中国山地側から山を越え、木次という方から降りていって出雲に参拝しました。これが最初。ここから私の出雲好きは始まったのです。

大学に入って、最初に好きになった女の子も、実は思い返せば出雲の出身でした。ここでも出雲は関わっていたのですね… そういえばと思い出しました(笑)

若かりし頃はしばらく足が遠のいていましたが、30を超えたあたりで再度参拝。いろいろご縁に迷いがあると行きたくなるのかもしれませんねぇ。

そして、3回目の参拝は結婚前の妻と。とても充実していたし、楽しかったので、ああこれはご縁がつながったな…と確信しました。やっぱりその後、色々ありつつも無事結婚。今も夫婦円満なのは出雲おかげでしょう。

そこで、4回目。結婚10年を機に、妻とお礼参りに。純粋にこのご縁の感謝を申し上げにいきました。

そうしたら、何と何と。
本の話が舞い込むは、TVのプロデューサーは飛び込んで来るわ、連載記事のオファーは来るわ、職員も生徒も、とにかくたくさんのご縁がつながりました。さらには学生時代のご縁がいくつもいくつも復活して、一体どうしたことかと思うくらい。

最強なのは、何と島根県のお仕事を頂いてしまったこと。今年4年目継続となる「隠岐郡西ノ島町」のお子さん達のオンライン指導。公的なお仕事を頂戴することが出来たのも、出雲大社の御縁結びのおかげでしょうか。

その後、「しまね留学」の関係で、津和野・吉賀へ1回、川本・太田・三瓶・松江へ1回。松江の時は帰りにやはり出雲大社へお参りしました。

ですから今回が個人的には6回目の参拝になります。

今年の前半。
本当にドタバタだったのは、桜学舎生のご家庭の皆様だったらよくご存知のはず。12月の入谷教室開校はおかげさまで順調でしたが、何せ春先の職員の問題、空白の4月があって、私自身も、かわいそうなことに入谷の浅見も、だいぶ疲れました。これは人の流れがちょっと良くないぞ?と思っていました。

もちろん、5月になってひと落ち着きはしましたが、まだまだ安心ではなく、新しいことが始まった状態。労働基準法の適用外ですから全く関係ない話ですが、私、4月は週6勤務+初頭は春期講習で朝から晩まで。5月はGW明けに、1日家でゆっくりしたのは1日のみ。GWも、家族の事情で4日間の車運転、1日は合宿下見。これは倒れるやつだなと思いましたが、体力面というよりも、むしろ精神面が心配になってきました。

元々遊びながら仕事をしているような人だったので、ちょっとこれは…

で、もう一度「人の流れ」「ご縁の流れ」を整える機会をと思い、ちょうど年の後半初日、6月1日が調整休校になっていたので、出雲へ飛んでいったという次第です。これもコロナ禍中ゆえか、JALがガラ空きだったので、割と直前でも余裕で予約が取れました。

境内には、因幡の白兎にちなんだ像がいろいろあるのですが、「わー、何かうさぎー」みたいな若い方も多くて、そーかー、因幡の白兎の話、知らんかー、と遠い目をしながらの参拝(笑)

初日、2日目と続けて参拝して、2箇所の御朱印を頂き、寄進もして、以前のお守りは返して、また新たなものを受けて、お札も受けて来ました。

そして今回、北島国造館へも参拝が出来ました。今まで見落としていたこちら。千家、北島家の交互で出雲大社を管理していたのが、千家のみになったため、こちらは形上は「出雲教」として存在しています。「亀の尾の滝」があるので、ん?と思って、天神社や天満宮、本殿をお参りし、御朱印をいただいたところで、横の会館名が気になりました。

「亀山会館」

何で亀山なんですか?と聞くと、何と!裏手の山が「亀山」! これは知らなかった。「私、亀山と申します」と名乗ってしまいました(笑)そうか!

後から聞くに、北島家の裏手が亀山、千家の裏手が鶴山、大社の裏が八雲山。鶴亀になっていると地元の方。何と、またまた呼ばれた気がします。昔から、なぜか出雲大社に魅かれ、何度も足を運び、ご縁を取り持ってくださったのも、この「亀山」方面からお呼びがかかっていたのかしら?と。

ちなみに、その夜、全国の亀山を調べ始めたら、とんでもないことになってしまったので、その話は別に書きますね。とにかく、宿でも新しい亀山を発見して、このご縁つながりは何なのだ?とビックリしてしまったので。

そして、2日目は最終便だったので、島根半島の先、日御碕神社まで足を伸ばして参拝。現存するのは江戸時代からの建物だそうで、天照大神と素盞嗚尊が祀られています。妻と足を伸ばした日御碕灯台も懐かしく思い出し、経島のウミネコ繁殖地も眺める時間がありました。

で、私のことですから、出雲市駅までは、バスで一本で行けばいいものを(笑)、やっぱり乗るわけです。一畑電車。わざわざ途中で乗り換えてまで乗るんだから、いいお客です(笑)

大社線はオリジナル新造車が1両で往復していました。これも乗れてウレシ。乗り換え駅川跡から電鉄出雲市までは、元京王井の頭線の車両で揺られて来ました。これで松江まで行くと、宍道湖畔のいい景色を眺められるのですが… 翌日から仕事だから帰んなきゃ!

いや、なかなか休まらないもので、この旅の途中でも、銀行から電話がくるわ、リース会社から連絡来るわ、原稿の催促来るわ、仕事の依頼来るわ、業者さんから連絡来るわで、結局ポイントポイントでは仕事。これが現実です(笑)

「へぇ、意外に信心深いんだ」
「宗教をお持ちなんですね」

と言われることもありますが、実は私はこれをあまり「宗教」とは捉えていません。ゲンかつぎ、縁起物、くらいのポジショニングですが、ご商売をやられている方だとわかって頂くことが多いですよね。「お参りをした後に流れが変わる」と実感することが多々あるのです。不思議なんですが、大企業の経営者がよく箱根神社に参拝するなんてお話も聞きます。

今までの己を反省し、神様の前で真摯な気持ちで首を垂れる。
新たな誓いを立てて、しばらく頑張る気力をもらう。

そういうことなんだろうなぁと思うわけです。

でも、私は、神在月に八百万の神が稲佐の浜に上がり、神の道を通って出雲大社に集まるって話はワクワクします。日本全国神様会議があるなんて、我が国独特の発想ですよね。次は何とかして神在月に。そう、全国は神無月、でも出雲だけは神在月。

JR木次線やそこと繋がる芸備線、さらには山陰本線、山口線も廃線の危機。山陰から鉄道が消える危機ですから、はやく行かないと…という焦りもあり(笑) しばらく島根詣は続きそうです。

ちなみに、隠岐にはなかなか行けません。船に乗れない私(笑)

さー。
年の後半、仕事頑張ります!

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