中学受験は5年生から!

ちょうど中学受験生のお問い合わせをいただく時期になりました。意外にGWの時期というのは生徒が動く時期で、そろそろかなぁ?なんて考える頃なのでしょうね。お父様、お母様もちょうどお休みの時期ですから、ゆっくり受験について考えられるのかもしれません。

毎年、残念ながら桜学舎を出て大手塾に転塾される方、またその逆に大手塾から転塾されてくる方、いろいろといらっしゃいます。これについては私たちはお引き留めもしませんし、逆に転入を拒んだりもしませんが、やはりどうしても譲れないポリシーが一つあります。それは、

「中学受験は5年生から!」

というもの。これはどうしてもですね。

かつて、私達の頃の中学受験は5年6年の2年がかりでした。それが近年では4年生からという3年がかりに。それはいろいろな理由がありますが、その辺はどうぞお察しください。ただ、現場に出ている人間から言わせていただければ、小学生が3年間の受験勉強に集中して取り組めるだろうか?という疑問があります。これに尽きるのです。3年間ですよ? 

我々の感覚からすれば、2年でも大変です。
ですから、5年生のうちは本当に下地作り。目立った成績向上は見られなくても仕方がないと思っています。それでも、コツコツと積み上げていくと、6年生後半での開花が素晴らしいと信じているのです。よく昔から「初めの勝ちはくそっ勝ち」と言いますが、最初から飛ばすと結局あとで息切れをして、最後にはギュンギュンと「後から来たのに追い抜かれ…」というような、水戸黄門の歌的なことになってしまうのです。そんな子を、私たちも数々見てきました。

仮に素晴らしい学校へ合格しても、結局失速したり、馬力が出なくなってしまったり… あまりいい話は聞きませんし、大手から転向してきても、それまでにかなり疲弊している子はなかなか力が出し切れないというケースも多々あります。

さらに切ないのは、他所で頑張ってきたけど最後の6年だけ桜学舎へ転塾してきた子。
かつてそんな子が、1月の受験直前に、「もう疲れたなぁ…」とため息をついたことがありました。聞けば、やはり3年は疲れたと。やはりこれが本心なんじゃないかなぁと思います。もっとも、この子は一応行ってもいいなぁと思える学校に入学して、今も元気に通塾もしていますが。

やはり我々も合格させるためには、少々詰め込まなければいけない瞬間もありますし、いいからまず覚えよう!とやらなければいけない場面もないわけではありません。しかし、無機質だったり、関係無い語呂合わせでとりあえず覚えろ!的なものをずっとやらせるわけにはいきませんし、何せそれが生徒のためにならないことはかなりの事例で「自信を持って」知っています。

ですから、我々が考える以上の受験勉強を…という場合は、他の塾をお勧めするようにしています。実際、そうお勧めして大手さんへ送った方も、一人や二人ではありません。やはり性に合わないこと、ポリシーに反することはできないものですから。

4年生からやらなければトップ校を狙えませんよ、という受験専門塾さんの主張も間違っていると否定するわけではありません。それなりにそういうお考えがあって、そういうカリキュラムを組んでいらっしゃるのでしょうから、3年かける意味があるのでしょう。私たちがターゲットにしない学校であるならば、そういう指導じゃないとダメなんだろうなぁという理解もするようにしています。

しかしながら、桜学舎の主張としては、中学受験は5年生からにしてください、と申し上げたいと思います。のびのびと、心穏やかに、親まで取り組む受験勉強で親子共々疲弊することのない、そして勉強のやり方や、勉強の中身を考えさせる、そういう受験生活を送ってほしいと思います。受験勉強を「希望する学校に入学するための道具」にしないように、テクニック頼りの点数稼ぎを排除した「学び」を身につけてほしいと思います。

そのためには、受験カリキュラムの前に、ちゃんと「取り組み方」を身につけて、しっかりと「出来る」子に仕上げてから、さぁ受験勉強しよう!と取り組ませる必要がある、私たちはそう思います。そして、2年で短期集中で仕上げる方が健全であると、あくまで私たちは考えています。クオリティの高い勉強を短期でやった方がいいんじゃないのかなぁ?と。

ある私立中学校の先生に、こうお褒めをいただいたことがあります。

「先生の塾から来る子は、中学に入っても勉強のやり方はちゃんと身に付いているので本当に楽です」

お世辞にも、この言葉はとても嬉しかったですね。

桜学舎の卒業生は、その中学でもトップクラスの優秀な成績を修めている子が多いのです。
同じ学校の、他塾出身の生徒も何名かお預かりしたケースがありましたが、みんな詰め込み教育をされてきて、中学で失速して大変な思いをしています。やっぱり詰め込み・スパルタはダメだなぁ…と思うのです。

桜学舎は5年生も6年生も、中学受験生は10名程度の定員です。今年は10名をちょっと超える6年生がいますが、これは途中で公立中進学コースから受験コースに転向してしまった子が出たの仕方のないケース。基本的に10名いたらもう十分な数です。

4年生は特に受験コースとして募集はしていませんが、私もつい最近知ったのですが、4年生のお母様で、桜学舎には受験コースがないと思っている方が結構いるんですね。いや、あるんですよ(笑) ただ、5年生スタートなもので…

のびのびと勉強しながら、勉強の中身をちゃんと学び、やり方もきちんと身につけて、中堅から憧れの中学校へとお考えのお母様は、どうぞ桜学舎へご相談ください。

5年生はまだもう少し募集枠があります。
6年生は申し訳ありませんが、もう今年は募集を終了しております。今春また合格者が出ましたが、都立白鴎中学(及び都立両国中学・区立九段中学)受検希望者はご相談可能です。

4年生は、これから受験を検討する方になりますので、まだご相談段階です。夏期講習あたりでは、受験体験的なコースは開講予定ですが、本格的受験コースでガシガシと勉強を始めるのは年明け2月から。どんな学校を考えていくか、どんな勉強をしたらいいか、そんなご相談からスタートしましょう。

予定枠10名程度を超えると、募集を終えますので、どうぞお早めにご相談ください。
3年生以下は基礎学力養成のコースですので、こちらも別途ご相談ください。 

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