マレーシア留学&研修セミナー

金曜日。朝から京華学園さんの説明会に出かけ、「あれ?」と思うことが。
今年は女子も男子も修学旅行がマレーシアだったのだそうです。女子は来年からカナダに変更になるそうですが、男子は今年からマレーシアに。マレーシアがまた少し認知され始めてきましたね。文京学院大学女子もマレーシア・アンパン女子高校との交流をしていると伺ったことがありますよ。今はどうだか分かりませんが。

マレーシアと聞くと、「ん?」と思う私。
マレーシアは正に私の土俵(笑) 16回の渡航歴があります。学生達を引き連れて「マレーシア・プチ留学」という企画を毎年続けてきました。最近でこそちょっと行けていませんが、以前は年2回のマレーシア詣で。数々の友人も出来、家族ぐるみでつきあう友人もいます。もちろんマレーシア人。

なぜ「?」と思ったかというと、説明会後に、日本アセアンセンターというところへ出向き、マレーシア政府観光局主催の「マレーシア留学&研修セミナー」に出席することになっていたからです。久々にマレーシア関連の仕事を再開したいと思っていて、その足がかりになればいいなぁと思い、いつもお願いしている旅行会社の社長にご紹介頂いたので出向くことにしていたのです。

35説明会が終わり、白山から御成門へ移動。三田線で一本なので便利でしたが、その白山駅でFBのメッセンジャーにメッセージが。

「質問があります。なまこ石鹸って知ってる?」
何と、そのマレーシアの友人からです。ここしばらくはやり取りしていなかったのですが、よりによってこんなタイミングで。電車の中でマレーシアとやり取りしながら移動。そしてアセアンセンターに到着。

11セミナーでは、今夏政府観光局が募集した「ルック・マレーシア・プロジェクト」で派遣された10名の大学生がマレーシア3週間の滞在プレゼンを。また早稲田大学のインカレサークルの、やはりマレーシア滞在プレゼン。その他、マレーシア留学のメリットやら意義やら、また現地の大学の紹介などが行われました。現状を知る意味ではとても役立ちましたし、私達が学生を連れて行っていた頃の認識とはあまり大きな変化がないということも分かりました。

ちょっと尊大なものの言い方になってしまうかも知れませんが、1999年に渡航し、マレーシアとの交流を草の根でやって来た私からすると、

「10年遅いよ」

というところでしょうか(笑)
10年も前に我々がやっていたようなことを、今頃「政府観光局」がやっているのだなぁという印象を持ちました。大学生を10人派遣してのレポートなのでちょっと笑ってしまいしました。10年も前に、学生を20人近くを連れてKLを歩いていた私からすると、政府観光局をもってしても、マレーシア留学というのはまだこの程度なんだなぁ…という印象。

マレーシアを選ぶ理由やメリットも、現地の学習プログラム内容も、そして私達が語っていたマレーシアの良さも、みんなみんな10年前、私や、私にマレーシアというコンテンツを与えて下さった先生が語っていたことです。そっくり同じことを、私達は10年前に見越していた。人より10年進んでいたと言わせて頂いてもいいのではないかと思います。

裏返せば、まだ我々のクオリティでやれることは山ほどあるんだなぁということなんでしょう。このマレーシアのプログラムには自信は持てました。政府観光局ですから、マレー系の大学・学生たちとの交流が中心になりますが、私たちはこの他に中華系(マレーシアの経済は中華系マレーシア人が大部分を担っています)に多くの友人がいますから、より選択肢が広くなります。政府系のところと上手くお付き合いが出来ると幅が広がりますね。

大学生にもこの「マレーシアプチ留学」を広めたいと思っていましたが、結構すでにやられていますね。しかし、ウチもいま大学生講師を20人ほど抱えているので、学生に浸透させるいいきっかけにはなるかな?と思っています。また、先月から始まった通信制高校の生徒が海外留学に興味を持った際にご提供出来るコンテンツとして、このマレーシアを整備しています。せっかくあるコンテンツを使い切れていなかったところもありますので、これを機会に「整備」をします。もちろん、他にも考えていますよ。小学生や大学生などもね。

セミナー中も、「中華系の現状は政府観光局の説明とはちょっと違うなー」という情報も入ってきました。マレーシアの友人とのやり取りはずっと続いていて、申し訳なかったのですがチョコチョコとやり取りをしながらセミナーも聞く状態に。今は中華系は人材の流出が多くて、人を雇いにくい時代だという嘆きが聞こえてきました。そんなやり取りをマレーシア在住の友人としながら、日本でマレーシアセミナーを聞いているというのも、本当に時代を感じますね。

セミナーから考えた内容や、日本の教育の問題点などについては、また改めて。
ただ、大学生達が一生懸命マレーシアでの経験を話しているのを見て、本当に懐かしく思いました。私達はこれを政府や公的機関の力を借りずに、本当に民間の立場でやってきたのです。あの努力が今、こうやって政府レベルでやってくれるようになって来たのは、嬉しい限りです。いや、本当に。

この夏には久々に教え子がマレーシアへ訪れました。そんなご縁もまたあったのでしょうかね。久々にまたマレーシアも動き始めました。ご縁に感謝を。

セミナーで頂いた大学進学ガイドのなかにあったいくつかの大学は、私も実際訪れたことがあります。SunwayやInti、IMUなどなど。いろいろなことを思い出しました。地名も忘れがちになっていましたが、徐々に感覚が戻ってきました。

これから何が出来るか。じっくり各方面と考えて行こうと思います。


※マレーシアでの「留学」「短期留学・研修」「ホームステイ」「家族旅行」「リゾート」などなど、大抵のことは出来ると思います。何かご興味があればご相談下さいませ。

※当社は旅行業ではありませんので、実際の旅行業務は全て専門会社へお任せしておりますのでご紹介します。我々は現地での学習やプログラム内容のアレンジが主な仕事です。 

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