皆さん、どんなGWでしたか?

桜学舎のGW最終日。皆様どんなGWでしたか?

私は、ようやく、本当にようやくのお休みを頂きました。ホントしんどかった。年末年始から、と言うより一昨年から(笑)、本当に緊張の連続でしたし、何もできない日々でした。意外にも途中、お出かけされた方のお土産をいただくこともあったのですが、流石に我々が迂闊なことをしてもし感染源になってしまったら…などと思うと、なかなか動きも取れませんでした。

ようやく行動制限のないGW。3年ぶりですか。この間に、ひょんな流れから伊豆にあった車をこちらへ引き取り、車行動ができるようになってからは、少しあちこちへ動けるようになりました。14年ぶりの車行動。以前はタバコ買いに至近距離のコンビニまで行くのすら車という生活をしていたのですが(笑)

そんなことで、GW始まってすぐ、伊豆で一人暮らしの義父の元へ。そして長年の懸案だった、生まれ故郷・三重の山中の実家へ連れて行ってあげるという計画を実行しました。もう80代、高齢の義父ですから、車に乗せての1泊2日。途中名古屋の親戚宅に寄り、初めて会う従兄弟にも。

初日は榊原温泉というところの、これまた昔何度か来たことがあるという、義父と妻の思い出の旅館へ。義父と大きな風呂に浸かり、ゆっくり話せたのは何よりでした。

翌日は、三重の山中に分け入り、さらにそのまた奥の集落へ。ナメちゃいかんですよ?(笑)奥の、さらに奥ですからね。JRのローカル線がかなり山深いところまで入ってくるのですが、その終着駅から車でさらに奥へ入り、そこから、「え?ここ入るの?」みたいな道を入るほどの奥ですからね。

妻からすれば、おじいちゃんの家です。義父の生家。
三重の山中から15歳で東京へ出てきて、一代で全国の大手ガソリンスタンドの照明器具を独占で扱う会社を作った義父は、経営者として、仕事人として本当に尊敬します。しかし、大変なこともたくさんあったのだろうなぁと思います。今はすっかり柔和な好々爺になっていますが(笑) だいぶ忘れてしまうことも多いし、一人暮らしは心配なので、そろそろなのかな…と思っていますので、最後というわけではないのかもしれませんが、ね?

今回は乗れませんでしたが、存続が決まったJR名松線の終点・伊勢奥津駅には行ってきました。いずれ乗ります。撮ります。素晴らしいところを走ってますのでね。

三重から伊豆まで飛ばして帰ってきて、翌日帰京。

さすがに700キロ以上運転したので、腰をやられました。が、伊豆の海はホッとします。

さーて次は、私の実家です。こちらは渋滞が怖かったので電車で日帰り。
母は10月で90に。父は93にになりました。矍鑠としていた父は、昨年足を痛めて以来、やはりヨボヨボになってしまい、歩きがかなり怪しい感じ。それでもAEONバスに乗って買い物に行き、我々が来る準備をしていました。あぶねーなーと思いつつ、それでも外出する気力はあるので良しか。

母はもう完全に家の敷地からは出られません。時々同居する弟が車に乗せて病院に連れて行ったりはしますが、庭に降りるのが精一杯。同じことを繰り返し聞くし、時々いろんなことがわからなくなります(笑)最近は会うたびに、「あと何回会えるのかなぁ?」と思うようになりました。

幼少期から結婚まで過ごした幕張の地は、やっぱり空が広くて、東京と比べれば静かな住宅街。生活するには非常に便利。環境はいいなぁと思いながらも、「ここから毎日東京まで通勤・通学していたんだなぁ…」とはなかなか信じられない自分がいます。今は徒歩圏で職住がまとまっている生活をしているので…

私の教育論は、実は母の教え。母の教育です。
もう本人はほとんどそんなこと覚えていませんが、私が継承していくべきことだろうなぁと思って、仕事に役立てています。

ドラ息子2人を育て上げることだけが生きがいだった、いやそのためだけに人生の大半を費やした母と言ってもいいでしょう。その母は、私が来た時は嬉しそうに、いつも通りに話しますが、普段はやっぱりいろいろ分からなくなってしまって、弟には、「あの子はどこ行っちゃったんだろうね?」「結婚しているのかね?」なんていうこともあるそうです。

妻と新しい生活を始める時、実は私はある晩、急に、

「今日から東京で暮らすから、また連絡するね!」

と、家出同然(笑)で妻のマンションに転がり込みました。何か決断した瞬間があってのことだったのですが、もちろん当時の母はいろいろ分かっています。妻のこともわかっているし、両家顔合わせも、結婚式も、親戚のパーティーも、ちゃんとやってますよ。でも、ある日突然に大事な息子が出て行ってしまったというのは、きっと衝撃的だったんでしょうね。悲しかったのでしょう。

90を前にして、いろいろなことが分からなくなってきた今、その強烈に悲しかった記憶だけが残っていて、息子がいなくなってしまった、どこへ行っちゃったんだ?と嘆く…という話を聞くと、やっぱり申し訳ないことをしたなぁと思いますし、涙が出ます。わるかったな、かーちゃん。

母のレシピの料理をいろいろ弟と共有して、実家で晩御飯を作って食べて、夜は帰宅。そう遠くない将来、いろいろな覚悟が必要なんだろうなぁと思う1日。

そして最終土曜日は、8月の合宿の予定地を下見で訪問。
泊まってこようかと思ったのですが、翌週からの仕事への影響を考えて、残念ながら日帰りさせてもらいました。新潟まで、またまた車で往復。今回はスタッフ橋口、中島、牧野を連れて、彼らの意見も聞きながら、新しい合宿を作っていこうかとおもって同行してもらいました。

現地では、散策に出られそうな大源太湖や、気分転換で使えそうなフィッシングパーク、鉄オタなら泣いて喜ぶ毛渡沢橋梁、川端康成の展示がある雪国館などを見て回り、また宿泊施設内の確認もして、プランの原案を考えながら帰って来ました。

食事は、お昼は豪華な山菜の定食を、夜は若干合宿仕様の定食を頂いて来ました。相変わらずのオーナーさん、もう10年以上のお付き合いになりますが、引き続きお世話になりたいと思います。

さて。結局半分以上は普段できなかった親孝行や、結局仕事してるじゃん!ってことが多かったのですが、それでも教室には行かずに我慢して、少し職場を離れる努力をしました。

流石に50代。
週の休みが1日とか、睡眠時間が4時間とか、朝から晩まで喋りっぱなしとか、そうなるとくたばります。また、何でもかんでも塾で面倒見ますというのも、健全な生徒の成長を阻害する恐れが大きいと思います。誰かに何とかしてもらうという意識は、毒にこそなりますが薬にはなりません。やるべきことを指示されて、やっておくのは、やっぱり本人でないと意味がありません。親御さんが下準備してもダメ、レールを敷いちゃダメなんですよね。そういう子は弱い。

さ、月曜日からまた再開です。
実は私もやるべきことが山積しています。また新たに突っ走ります。元気にお会いしましょう。

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