ほれ、みたことか!

小池都知事の会見、ご覧になりましたでしょうか?



そりゃ、そうなりますよ。
ならないわけがない。あれだけ無防備に海外との行き来をさせておいて、感染拡大しないとかあり得ないです。だから危ないと思っていましたし、だからこそ桜学舎も3月中は全部オンライン授業に切り替えて自宅での受講にしたわけです。何処よりも一大事だと危機意識を持って取り組んできました。

で、「今頃ですか?」
としか思えない対応。だったら先週の3連休に会見すべきだったでしょうね。でも五輪の関係で出来なかったのでしょうか? 五輪が延期になった途端に感染者が一気に増え、そして重大局面・自粛要請。どうしても不自然です。

政治的な話は正直どうでもいいです。ただただ、人々の生活と、生徒たちの学習をどう守るのか、それだけを考えます。先週あたりの世間の気の緩み方は異常で、上野公園の人出、花見客は「大丈夫なのか?」と不安になるほどでした。だから、実は会見当日の朝、私は全塾生保護者あてにお知らせメッセージで、とにかく感染拡大はこれからだから十分注意して下さい、ウチも恐る恐るですが春期講習から通塾を開始しますと送りました。その夜の会見ですから、私の見通しは全く間違っていなかったと自負しています。

さて。どうするのか。
正直、悩んでいます。私の正直な気持ちは、
「これだけ細心の注意を払って、オンライン化したり感染防止策を施してきたのに、みんな何やってたんだ? どうして普段どおりに過ごしたんだ? どうして一大事だと捉えられなかったんだ?」
ということ。3月いっぱい自粛したり、やり方を変えたり、テレワークしたりすれば、感染拡大は防げたのではないか?と言いたくなります。

とりあえず、そんな急に言われても、他の方々よりもはるかに危機意識を持って対応してきた我々からすれば、遅きに失していると思います。が、自粛要請は真摯に受け止めざるを得ません。なぜなら、大きく院内感染が出たのは永寿総合病院との発表があったからです。正に台東区の有名病院。しかもそこを通る循環バスが20分に1本、塾の前を走っています。そんな至近距離で出ていますから、決して遠い場所での他人事ではありません。

ひとまず、春期講習会は予定通り始めることとします。
ただし、自粛要請のあった土日については休校にせざるを得ないと思います。というか、ちゃんと自粛するのならば、全塾、全事業所、きちんと2日間の自粛をすべきだと思います。自主判断に委ねるべきではありません。鉄道もバスもタクシーも止めればいいのです。交通を止めれば流入も防げるでしょう? 

日曜日は元々授業がありません。
土曜日の分は、丸々お休みして、GWあたりで回数消化をすべきかな?と思っております。もう一晩考えて発表します。とにかく急すぎます。前回の安倍首相の要請もそうですが、急すぎるんですよ。しかも事態が悪化してからの話が多すぎます。先手を打ってくれ!

では正式発表をお待ち下さい。

 

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