大人になったら違ったこと

私の出来る家事ってのはある程度絞られて来てしまいます。

「そんなの簡単だろう?」
と言われるのですけれど、どうしても洗濯機を回すのが苦手で、二の足を踏んでしまいます。そこを手放すとなると、私の担当は必然的にキッチン周りが多くなります。
 
キッチンに立つことは意外に苦ではなく、「何か作る」という場面では、結構機転が利いたりするものです(笑)お米を炊いていなかった朝などは、うどんを見つけて、チャッと野菜を切り、適当な肉がなかったのでハムで代用して焼うどん。最後ちょっとだけ残っていためんつゆを処分がてら味付けにして、ソウダガツオパウダーと気持ちガーリックパウダーで味を出して、ちょっとだけ胡椒振っていい感じ。こんな感じで1食を乗り切れます(笑)
 
今でも覚えているののですが、家庭科の時間に「火の通りにくい肉から炒める」という教えがありました。でも、大人になってから分かった真実。実は肉は火を通しすぎると硬くなってしまって美味くないのですよ。特に豚肉は弱火でゆっくり火を通さないとコチコチになってしまうのです。
 
もしかしたら、私が豚の生姜焼きが好きでないのは、母の生姜焼きが硬かったからなのかも!(笑)パサパサのカチカチになってしまうお肉が大嫌いな私は、未だに豚の生姜焼きが好きではありません。でも、最近そうじゃないんだなぁってことが分かって来ました。
 
自分が肉を扱う時は、やっぱり調理時の火は弱くするし、野菜炒めみたいな「混ぜる」ものを作る場合は、一度火を通したものを引き上げて、野菜を炒め、後から戻すことが多いものです。作りが丁寧だと妻には言われます。時間かけないでチャッチャと作る場合はそんなことも言ってられないという意味でもあるんでしょうけど、でも同じものを食べるならなるべく美味しく食べたい私。ちょっと待たせてしまうのは申し訳ないとは思ってるんです、はい。
 
学校で習った「肉から入れろ」ってのは、大人になってから「違った」なぁ、という結論。
実は最近、自分たちが小さい頃に習ったことが全然違った!ということがいくつも出て来ています。これが「時代の変化」ということでもあって、やはり世の中は進化して行っているんだなぁと思います。
 
ちなみに、ソウダガツオのパウダーは高知で買ったんですけど、卵かけご飯に振りかけることを覚えてしまったら、もう中毒どころの話じゃありません。無くちゃ卵かけご飯は食べられません。困ったもんだ(笑)

22キッチンついでにもう一つ。
時々欲しくなるのが、「ジャスミンライス」
要は「タイ米」です。
 
昔、米不足でタイ米を輸入したことがあったのを思い出します。みんな不味い不味いと大騒ぎしていたっけね。お米の種類が違うので、サラサラとした長粒米なんですが、タイは世界一のコメの輸出国。その中でも「香り米」として比較的高級とされるジャスミンライスは、やっぱり東南アジアへ足繁く通っていた私としては、時々食べたくなるのであります。
 
一時期はアメ横センター街へ探しに行っていましたが、最近はAmazon大先生が持って来てくれるので、いい世の中になりました。炊くと独特の香りが部屋に漂います。好き嫌いあるでしょうけど、やっぱりこれ、好きなんだなぁ。チキンライスを炊く時はもうこれじゃないとダメですし、意外に日本のお米に混ぜて炊いても美味しく食べられます。中華料理なんかの時は結構合います。高知県の窪川付近では、かおり米の生産が行われていますが、やっぱりまだまだマイナーな存在ですね。
 
「みんなエスニック料理なんて美味しいと思って食べてないでしょ?」
「ファッションで食べてるだけでしょう?」
「パクチーなんて誰も美味しいとか思ってないでしょう?」
「流行りでしょう?」
 
って、結構男性の中にはそう思っている人もいるんだとか。ココナッツの香りとかが嫌だという方もいるんでしょう。好き嫌いは別れると思います。私も、極端に辛いエスニック料理はダメ。でも、基本的には東南アジアは「食べ物が美味い」と思って行っていました。若かりし頃、アメリカの飯には本当に困ったエピソードがあるくらいなので、食べ物が合うってことは素晴らしいことだなぁと思っていました。

そうだ。
 
神保町や神田に行きたい店がまたあるんですよね。
ちょっとお腹が減って来たました。

いかんいかん(笑)

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