老人とは「年齢」ではない

37やくみつる氏に心から軽蔑されている塾長です(笑)こんにちは。
POKEMON GOは順調です(笑)

あらゆる場所にポケモンが出てくるから面白いですね。私たちは帰り道、上野公園を通って帰るので、そこがちょっとしたストレス発散。いろいろ出てきて面白いですね。

意外に夢中になっているのが大人。
上野公園では、中年~オッサンも夢中でポケモン集めをしています。あと、外人さんも多いですね。

ウチでは、ゲームはやっていないものの、教務主任の藤原のポケモン知識がハンパないということがわかりました。何でも知ってますね、彼は! 昔相当やり込んだそうです。私たちの世代は、ファミコン・スーパーファミコンの時代で、ドラクエを相当やり込んだ世代ですが、彼らはポケモンなのかもしれませんね。

冒頭のやくみつる氏は、ポケモンGOをやっている人を心から軽蔑すると言ってましたが、そういうことを平気で公言出来ちゃう時点で、もう時代にそぐわない「老人」(まぁここではあえて老害とは言いませんが…)なんだと思いますけどね(笑)

老人とは、私は年齢ではないと思うのです。
老人の特徴は、「現代」や「進化」を古い価値観をベースに批判すること、そして上から目線であること、自分だけが正義であるとする発言を繰り返すことだと思っています。

こうなったら人間は終わりです。
第二の人生を、田舎で家庭菜園でも作りながらゆっくり過ごすべきです。私はそう思ってます。

50手前のオッサンがポケモンじゃねーよというご意見もごもっとも。しかし、言っちゃなんですが、小学生の話題に乗れなかったらこっちは商売あがったりなんですよ!(笑) 世間の商売人だって、これがどう便乗出来る話なのかを考えているでしょうし、この先どんなテクノロジーが出てくるか考えるでしょうし、どんなところへ客の流れができるかも考えるでしょう? 世間では「ポケノミクス」などと言われているようですが(笑)、みなこの現象を楽しみ、そして考えています。それを個人的かつノスタルジックな感情論で「軽蔑する」なんて言われても、正直「?」なわけです。

いいじゃないですか。世間の皆さんが楽しんでるんだから。そして、明らかにこの夏休み、お父さんと息子、お父さんと娘みたいな組み合わせで、ポケモン探しに出かけている姿を見かけます。親子がコミュニケーションをとるツールとしても役立っているんだと思いますし、微笑ましいじゃないですか。

塾でも、子供の話題を塾長が避け始めたらその塾は終わりです。現場に出ている塾長でも、教えていない塾長でもいいんですが、子供の世界に興味がなくなったら、私は教育の世界を去るべきだと思っています。その意味で、若い講師や学生の講師は、塾という場には貴重な人材なんです。

プロ集団の塾がいいと思っている方もいるでしょうね。そういうところのほうが信頼がおけると思う方も多いことでしょう。それはそれで結構だと思います。

ただ、以前私の母は、地元にあったそういう塾へ入会の相談へ行き、結果的には私を行かせませんでした。「気が停滞している」と言って。

たとえば同級生5人で塾をやったとしますよね。5人がそれぞれ1科目ずつ担当。25歳で始めたらみんな若くてフレッシュ。いいでしょうね。しかし、25年後、全員が50歳になるわけです。オッサンしかいない空間。しかも25年同じことを繰り返してきただけのオッサン5人。これは怖いことです。その塾が成立しているかも疑問ですし、行ってみたらオッサンしかいないというのもどうなんだろう?と。

もちろん、私の考えですから、そういうのがいい方はそれでいいじゃねーかとおっしゃるでしょう。まぁ価値観の違いですので、それでいいならいいんです。ただ、私は嫌なんです。これは私の信条でもありますが、常に若くてフレッシュな人間と、経験を積んだ熟練の職人が混在している環境がベストだと思っているのです。母もそういう環境の方が子どもにはいいだろうと思ったのでしょう。ゆえに、私を桜学舎のような小さな塾へ行かせました。
 
別にポケモンをやってないといけないって話ではないのですが、ムキになって否定したり、軽蔑するだのと誹謗したり、身の回りの自然に興味を持てなどと的外れな説教をしてみたりと、こうなってくるともう「おじいさん」でしかなくなります。私の仲間の塾長先生(60代)は、楽しそうだと言って私も始めたわ!と教えてくれました。その時点でその先生は「老人」ではないんですね。若い! 

誤解のないように言いますが、ポケモンやってないから老人だ、老害だと言ってるわけじゃないですよ?(笑)時々変なことを言い出す人がいますからね。でも、新しいものに興味を持つことは、老若男女、大切なことだと思いますし、ましてやドッグイヤーと言われるほど技術革新のスピードが凄まじく速い昨今、取り残されないという努力もまた重要なんだと思います。

今年の夏は、生徒といい話題ができたと思っています。
「先生、今レベルいくつーー?」
え? 今20!
「すげーーー!」
CP1500のシャワーズいるよ?
「すげーーー!」
へへっ! 

こういう部分があるから、ちょっときつく叱れたりもしますし、ダメなものはダメとも言えたりするんですね。オンとオフというか、何というか。

しばらくブームは続きそうですね。 

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