宿題をやってこい

宿題。
最近お入りになった方は把握されていない場合もありますが、桜学舎は「宿題を出さない」ということがありません。必ず宿題が出ます。

例えば、学期最後の授業で、次回は講習用のテキストをスタートさせるなどという場合、また、次回の授業が明日であるとかいう場合は、ケースバイケースで出なかったり、減量したりはしますが、原則宿題を出します。

というのは、週1回、80分の授業を受けにくるだけで成績が上がるとはとても思えないわけです。「ウチの授業を受ければ成績が上がる」と豪語する塾があるとすれば、それはちょっとどうかと思います。最近流行の「成績保証」をしている塾も、条件をよく読んでみてください。

■同一科目を週〇〇回受講すること
■欠席が〇〇日以内のこと
■宿題を忘れたりしないこと

などという条件が事細かに設定されています。
これをきちんと履行出来ていれば、成績が上がるのは当然。多くの場合、それが出来ない子が塾に来るわけですから、宿題やれば成績保証…などというのは、まぁ「上手な言い回し」でしかありません。

いや、成績保証がダメだとかいう否定をしているわけじゃないのです。
そうじゃなくて、どこの塾でも「宿題の重要性」をきちんと認識しているんですよ…と言いたいのです。何のために宿題が設定されるかをよく考えてほしいのです。

人間、先週やったことは忘れます。
先週の昼ごはん、何食べたか覚えてます? 私は完~全に忘れました(笑)
しかし、先週のランチ、オムライスを食べて、それを毎日人に話していたり、毎日のように思い出していたら忘れることは無いでしょう? せっかく学習したことを1週間放置しないように、宿題は出されているのです。

私はよくこんなことにたとえます。

塾は病院。勉強できない病の専門病院。
先生はドクター。学習ドクター。
授業は診察。あくまで診察。そして、ちょっとした治療。
さて、宿題は?

薬です。
本当の病院でも出されますよね、薬。
「毎日この薬を指定通りに飲んで、来週診察に来て下さいね」
そう指示されているのに、
「オレは薬は嫌いだから飲まない!」
と言って一つも飲まず、翌週診察に来たら治るどころか悪化。
「病気が治らない!どうなってるんだ!」
と怒っても、仕方ありませんよね?

薬を飲まなきゃ、良くなりません。
でも、薬を飲むのは自分です。
私は宿題を、「薬」だと思っています。だから、飲ませてもらうのではなく、自分で飲んでください。自分で飲まなきゃ良くならない。本当によく似ていますね、宿題と薬は。

桜学舎は「成績保証」はしていませんが、桜学舎の指示をきちんと守っている子は、ハンパなく成績がいいです。1学期末の試験では数学で100点取得者も出ました。ちゃんと通って、ちゃんと宿題やっていれば、必ず成績は好転します。

ひとまず、面倒なことは言いません。
宿題やれ(笑)
やってこないという報告がチラホラ上がっています。私の雷が落ちないうちにね!

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