新しく入ってきた小学生。
何と、折り紙が得意なのだとか。しかも、そんじょそこらの折り紙じゃありません。長方形のコピー用紙を何枚も組み合わせて、鶴を折ってきてくれたのですが、なんとこれが三つ首。
かなりマニアックな大人が紹介している複雑な折り紙の本に出会って、以来何冊もそんな本を読み、たくさん折ってきたのだそうです。今度見せて…と言っておいたら、まぁ見事な鶴を折ってきてくれました。
しかも、大きい!
やはりこういうことが出来るというのは、理系のアタマなんですかね。でも、こちらが嬉しくなるほどの知的好奇心ですね。面白いなぁ… こういう面白い子、桜学舎は大好きです。
最近では、何かに打ち込んだり夢中になったりしている子を「オタク」としてからかう風潮がありますが、からかっている人の方が逆に何も夢中になるものが無いカラッポな人であることが多々あります。何でもいいのです。専門的な知識があれば、結構生きていける世の中。夢中になることがるというのは、知的好奇心が強いということでもあるのです。それがたまたまアニメでもゲームでも、私は一応認めます。もちろん、単に「遊ばされている」だけではダメですが(笑)
よく小さな頃に、仮面ライダーやウルトラマンの怪獣の名前を全部覚えたり、電車の駅名を全部言えたりする子がいますよね。「そんなの覚えて何になるの?」「無駄な能力」「もう少し勉強に力を使ってほしい」とつい大人は考えてしまったり、下手をすると子供に言ってしまったりします。
違うんですよね。人間の好奇心とはそういうものじゃないですよね。
おもしろい力を持っている子は、また面白いものに目をつけて興味を持つ子は、これまたどんな展開になるのか楽しみな子でもあります。さて、この子はどう成長していくでしょうか。本当に楽しみです。
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