「先生の言った通りだった」その1

今日は本当に「先生の言ったとおりだった!」って言われる日でした。

担任教師と対決してきた高3生。
開口一番、
「やっぱ、先生の言った通りでした!」

その担任の先生は、とにかく向学心に燃えるこの子に「勉強するな」「オマエは一般試験の勉強しても無駄」「推薦の小論文をやれ」の一点張り。まったく、生徒のどこを見てるんだか… 小論文なんてガラじゃないのに…

「こんな先生じゃない?」
なんて軽くプロファイリングしたら、ドンピシャ(笑)

「ま、そういう発想の人間は、生徒の顔見て『実績』に見えてるんだよ」
「オマエの進路と人生なんだから、教師に左右されなくていいよ」
「先生に受けさせないとかいう権利は無いんだからね」

と忠告。最初はその子も、分かったような分からないような感じで先生との話し合いに行きました。

担任教師は話し合いの席でこう言い放ったそうです。
「推薦を受けないんなら、オレと喧嘩するってことだな?」
ほぼ恐喝ですね(笑)


その子の人生よりも、自分の実績。

本人の希望よりも受からせることが目的…
困ったねぇ。
 

「先生の言うとおりの人でした」
当たった(笑)

とりあえず無視。
その子はそういう方針になったようです。
先生は内申書だけ書いて下さい。
担任はそういう存在になったようです。

それでいいんです(笑)

三島由紀夫の「不道徳教育講座」にあるように、「教師をバカにするべし」です。世間には教師なんかよりも恐ろしい魑魅魍魎達が数多く巣食っています。教師など、そんな妖怪に比べたら悪い人たちなんかじゃありません。教師と上手く付き合っていけないようじゃ、世間を渡っていけない… これが三島の言っていたこと。まさにその通りです。
 

「だから言ったとおりだろ?」


私も相当いろいろなコワイ大人に出会ってきたので、だいぶ免疫がついています。
お金も騙し取られたり、とんでもない契約をさせられちゃったり、友達全部失ったり、信じてたことが全部ウソだったり、ある日ビルの大家さんが夜逃げしていたり(笑)、もう大変でした。 

大人の理不尽をどう乗り越えるかも勉強だと思いなさいと最近は教えています(笑) 

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