タクシーに乗るといつも考える

自宅から徒歩で通勤できる私。上野桜木教室は徒歩20分、入谷教室は7分程度。ですが、上野桜木に行くには坂があるのです。

以前は根津に住んでいたので、「あかじ坂」や「三浦坂」という坂を上っていました。どちらも結構な坂で、特に三浦坂はなかなかしんどい坂。前腿が痛くなるような急坂です。

今は逆側に住んでいるので、寛永寺坂の陸橋を超える感じです。これまた、エレベーターまでついているのですが、信号を2回・3回わたって遠回りをしなければならなかったり、最短距離で行こうとすると歩道橋を上がらなければならなかったりと、これまた意外に不便。

バスも1時間1本ペースですし、コミュニティバスも40分間隔程度。かなりのローカル線です。
そこで、どうしても時間がもったいない時はタクシーを利用することになります。以前は自家用車も無かったので、かえってタクシーを利用したほうが安いのだ!などと言っていましたが、今は自家用車もあるので、コストを考えないといけないなぁとは思っています。

さて、タクシーに乗っていると、いつも考えることがあります。
それは、意外にタクシーって、お客さん目線で営業していないということ。

まず、乗っていきなり、座席の足元が狭いことがあります。これは、助手席が引かれていないので、全然乗るお客のことを考えてないなぁと思って、実際に運転手さんに言ったこともあります。全然お客を見てないなぁって。どこに目をつけているのだ?とも思ってしまうのは、やっぱり自分も「客商売」をしているからだと思います。以前は、お店を経営したこともあるので、やっぱりお客さんの目線というのを考えることが非常に多いものです。

さらに言えば、割引しているタクシーは意味がないと思うのです。初乗りが安いタクシーとか、稀にあるんですよね。ありがたいことですが、これは単純に偶然の賜物。残念だけれど、安いタクシーを狙って乗ることは出来ないし、リピートするわけにもいかない。だから、割引タクシーってあまり意味がないと考えています。違うところでサービスするか、リピートして指名買いをしてもらえる仕組みを作る方がいいと思うのですけどね。

また、最近は少し変わってきましたが、「回送」「迎車」がみんな赤字で表示されているのも、全然お客の目線じゃないなと思います。これも実は、タクシー協会に電話したことすらあります。ふざけんなと(笑) でも、上のボンボリに伝統がともってないのは乗れないタクシーなんだって教えてもらって納得しました。でも、やっぱり赤字じゃない方がいいです。「くそ!!」ってなるので。

室内の臭いにビックリすることもあります。食事のにおいがしたこともありますが、一番「わお!」って思うのは、実は運転手さんの加齢臭。強烈に匂うケースが時々、いや、4~5回に1回くらいあります。窓開けて対処はするのですが、なかなかこれは「臭いです」とは言えず… でも客商売ですから、ちょっと気を付けた方がいいかなぁと思います。香水振りまかなくてもいいんだけど、自覚がないケースが多々ありますからね…

お客の立場に立って商売を考える必要があるのは私たちも同じ。常にこういうケースに出会うと、自分はどうなのか?と焦ります。

最近は、自宅に帰って、自室に入ると、「オヤジくさっ!」と、自分の臭いにも焦ることがあります。ソッコーでメンズの臭い消しのファブリーズをかけまくって、洗濯物や衣類の臭いを消しにかかりますが、それでもオヤジ臭いんだろうなぁ…と悲しくなることしばしば。

タクシーは自分を振り返る機会にもなっています。乗る意味はあるな(笑)

【各学年定員制!お問い合わせは今すぐ!/上野桜木教室&入谷教室】

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