何のための休校なのかを考えよう

「せんせー!やったー!試験なくなった!」
「学校休みー!いえぇぇぇい!ディズニー行こう!」

子どもたちはこんな反応(笑)
学校に行けなくて寂しいというニュースばかりが報道され、お涙頂戴という空気が醸成されてきていますが、うちの子たちは意外にも笑っちゃうような反応でビックリです。

「ばかやろう!ディズニー休園だよ!」
「その前に、出歩くんじゃねーよ!(笑) そのための休校だろ!(笑)」

と言われて、えへへへへーと笑う。子どもたちといると、ちょっと大変な状況も、何とか頑張らなきゃ!と思うものです。

そう、春休みじゃないんですよね。
特に北海道では週末の外出を避けるようにという非常事態宣言まででいている状況。
休みだからと言って、子どもたちが町中に出て来ちゃ困るんですよね。
遊びに出るな、家に引きこもれ!というお達しです。
感染拡大防止のための休校措置。

家の中にいたら感染しないのか、終息するのか?
いやいや。きっとですよ、きっと、東京にはやまほど感染者というかキャリアというか保菌者というか、そういう症状は出てないけど持ってる人がいるんでしょうね。これだけの電車が行き交い、人が出は入りし、外国からも来てたんですから、東京や大阪などの大都市圏はもう防ぎようがないはず。

ただ、これが爆発的に感染し、みんな助けて!ってなったら、医療は崩壊するし社会が崩壊します。つい昨日もトイレットペーパーが無くなるとか言ってデマに踊らされた人々が山ほどいるので、これが医療現場で起こったら…と思うと、本当に怖い。だから感染ピークの山を低くし、分散化するためにもこの措置が必要なんだと私は考えています。どう考えたって家にいたら感染がおさまるとは思えないものね。

ということで、ちょっと寂しいし、つまんないけど、家でおとなしくしててください。
1週間くらい、しっかり本を読んだり、今まで出来なかったことをしたり。
私も、忙しさにかまけて出来なかった仕事を、ここぞとばかりにやってしまいます。それがその後の塾の存続に影響を大きく及ぼすはずなので。

それにしても、飲食店やホールレンタル業などの方は本当に厳しいようですね。
友人の勤める飲食店のFBには、本当に悲痛な叫びが掲載されていましたし、合格進学祝賀会のキャンセルをお願いしたライブハウスの経営者のかたからは、「もし今後存続出来ていたら……」なんていう切ないお返事が来たので、ちょっと胸が詰まりました。

友人の塾も苦しんでいますし、大手塾さんなんて営業したらお叱りを受けそうですものね。人を詰め込んで、濃厚接触が想定される商売は全てアウトですから、エライことです。

島根県、北海道、千葉県、そして遠くはインド。
オンライン授業の実績を積んできたことが大きく生きてきたなぁと思っています。塾長よりスタッフの方がよほど指示や作業は慣れているので安心です(笑)

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