商店主としての勉強

2019-04-06 15.25.01義弟が社長のお店「レオニダス谷中上野桜木店」ですが、家業という位置づけなので、当然ながら私達も「取締役」として名を連ねています。ですので、何かあれば経営に口出ししたりするのですが(笑)、もうひとつ、私達にとって非常に重要な役割を果たしています。

それは、「商店主としての勉強」です。

30年、私は塾の教壇に立ってきました。
塾経営は20年以上。妻も1997年にこの教室を開校していますので、2019年の今年で22年。立派な「塾屋」です。

しかし、塾屋だけやってると、世間離れしてしまうもの。
自戒を込めて言いますが、塾屋で、商売人として正しい感覚で生きている方は少ないのではないかと思います。世間様はもっと厳しい経済の中で生きているし、仕事に対しても甘くない。そもそも、お金を頂いたら「ありがとうございます」とアタマを下げるのに、塾屋は「いつもありがとうございます」と保護者に言って頂きながらお金も受け取るという二重取り商売。こんなのを当たり前だと思っちゃいけませんよね。

私は「商店主としての勉強は大事だなぁ」と思っています。その中でも「異業種を経験すること」はとても重要で、とにかく当たり前のように「ありがとうございました」と言えることが商人としての基本中の基本。教育者を気取る前に、まずここが重要だと思っていたので、私達の勉強のためにも店舗の経営には積極的に口を出したりしています。私の父は教員でしたが、幼い頃、TVで店の朝礼みたいなシーンが出てくると、「あんな仕事したいか?」と聞かれたものです。公務員の父には、お客様に頭を下げるというのはあまり考えられないことだったのかもしれませんが、商人としては基本中の基本。父の真逆を行った私は、経済の関わる「教育の仕事」として塾を選択したところがありますから、いつか異業種も経験せねばと思っていました。今はその思いをちゃんと全うしているところでもあります。

お店の経営に関わることで、お陰さまで私の中で大きな経験をいくつもさせて頂きました。塾屋では気づかない「お中元商戦」「クリスマス・年末商戦」、バレンタイン、ホワイトデー、お花見やらお祭りやら。気にもとめてきませんでしたが、世間の皆様はそうやっていろいろなアンテナを張っているのですね。こんな苦労も知らずに、ふんぞり返って「社会」や「世間」、そして「仕事」を語る先生面が、もう大赤面状態(笑) 原価計算に利益率、在庫管理… 小売業ってこんなに大変なんだと改めて知りました。またカフェを併設しているので、飲食業の勉強にも。元々義弟は飲食業の出身なので、彼を通していろいろまた学びました。飲食業も本当に大変。いい勉強させて頂いています。

さて。
そんな中、先日、やっぱり「井の中の蛙」ではいけないと思い、あるご紹介から、レオニダスの他店さんへ勉強をさせて頂きに行ってきました。オーナー様とお話をさせて頂き、お店の運営から裏側からいろいろお聞きしましたが、本当にいろいろと「気づき」があるものです。また、これが塾にも生きてくるもので、「塾の常識、世間の非常識」みたいなところに気づくものです。何でお金もらってるのに、塾ってそんなことすらしないんだろうね…って恥ずかしくなることも多々。改善点が見つかるものです。

時間にしてほんの1時間程度の見学でしたが、それでも本当に勉強になりました。すぐ活かそうとすることが、店にも、塾にもたくさん! 常に勉強ですね。本当にそう思います。

恵比寿店のオーナー様、ありがとうございました。
これをどう活かすか、頑張って考えていきます!

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