有朋自遠方来不亦楽

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子曰、学而時習之、不亦説乎。有朋自遠方来、不亦楽乎。人不知而不慍、不亦君子乎。

☆子曰く、学びて時にこれを習う、亦た説(よろこ)ばしからずや。朋有り遠方より来る、亦た楽しからずや。人知らずして慍(うら)みず、亦た君子ならずや。

★孔子(こうし)が言われた。「師の教えてくれたことを学び、いつも繰り返して自分の身につける。なんと喜ばしいことだろう。同じ志をもつ友達が遠くからでもやってきて一緒に学ぶ。なんと楽しいことだろう。たとえこうした生き方を他人がわかってくれなくても、気にかけたりはしない。それこそ君子といえるのではあるまいか。」

有朋自遠方来不亦楽。 
先日、マレーシアから友人の夫婦が来ました。マレーシア生まれのマレーシア育ち。中国系住民で、日本の大学卒。だから私達との会話は全部日本語です。

お互い忙しくて、帰国前日の夜、ギリギリに東京ドームホテルで出会えました。 少し食事をして、お互いの近況報告。彼は最初日本語学校を経営していましたが、今は何軒ものホテルを運営しています。仕事は大変そうですが、時々こうして日本へ息抜きに来ます。日本のほうが落ち着くというくらい日本が好き。日本との仕事をしていますが、こちらへ来ても、旅行半分、仕事半分なのでしょうね。それは私達も同じこと。常に仕事と結びつけて生きていますので。

一時は彼の学校へ生徒を連れて行っていましたが、今は別のルートをご紹介しています。でも、こうして1年に何度か会って話をしたり、FBではいつもつながっていますので、私の「親友」の一人になりました。しかも家族ぐるみ。私の人生の中で、マレーシア人の友人と家族ぐるみで長い付き合いをするということは想定されていませんでしたので、やはり「縁は異なもの味なもの」なんですね。 

「もう僕たち何年??」
と彼に聞かれ、
「初めてであったのは2000年だね」
と私。

18年か… お互い若かった頃ですね(笑)

「20年は何か記念のことをしましょう!」
と彼。ハイ。そうしましょう。
旅行がいいか、何がいいか。考えます。

彼がコレほど気楽に日本に来れるのは、若い頃に数年でも「住んでいた」から。言葉を学び、文化を学び、学校に行って、アルバイトして、住んでいたからでしょう。だから第二の「地元」になる。日本の若者も、貴重な経験をすべきだなぁと常に思っています。旅行ではない、ドタバタでもいい、面白い経験をいっぱいしている子が、将来主体的な生き方が出来るように思います。

マレーシアにまた久しぶりに行きたくなりました。
KLには地下鉄が出来たそうで、大変な発展ぶり。私達が初めて行った時は、モノレールの支柱ばかりできていた頃でしたけど、今は電車も走り、地下鉄まで… 

いろいろ知り合いをたどって、また訪問してみたいなぁと思っています。
そして、その道筋を、生徒たちにもシェアすることが出来たら最高です。 

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