ありがたい職場

4Fの自習室から降りて来た小6仲良し男子。
帰るのか。

「おい、最後ちゃんと暖房と電気消して来たか?」

と私に言われて、消してないとのこと。

「はーい、ちゃんと消して来てね!」

と私に言われて二人でもう一度4Fへ戻ることに。

Aくん「じゃ、オレ電気消すから、Bくん暖房な!」

するとBくん、

Bくん「えーー、オレ、暖房、無理ぃぃ!」

スタッフ爆笑。
暖房無理ってどういうことだよ??(笑)

ふと、こんなに職場でしょっちゅう笑うってことあまり無いよねと、皆で話しました。
大手の企業戦士を辞めて桜学舎へ再就職したスタッフが、何だか毎月のノルマ・成績から解放されている分、何だか「これでいいのか?」って感じてしまう自分がいるとも言っていましたが、仕事って世間ではそういうものなのかもしれませんね。今月の自分の成績が月末に出て、上司に叱責されることもあるでしょうし、もちろん褒められることもある。毎月成績表が出されるのと同じこと。厳しい世界です。ですから、塾のスタッフなんて別に売上ノルマがあるわけでなし、新規顧客のノルマがあるわけでなし、もっと言ってしまえば、月が変わって売上がゼロになるわけでもなし。売上は積み上がるだけ。ありがたい商売っちゃ商売です。
 
ゆえに、自分に対して厳しくいなければいけない部分ももちろんありますが、せっかくなのだから楽しく、にこやかに、心のゆとりを持って働くことも重要だとそのスタッフには話しました。そうでないと子どもに優しく接することが出来ないからねと。

「子どもの顔が金に見えたら人間終わり」
「スタッフが教えられないで、学生講師にコマ振りだけしてるようなのはダメ」 

ですよ。ほんと。教育の商売は、善意で一生懸命指導にあたって、お賽銭を頂くと思わなきゃ。結果は後から着いてくると思わなきゃいけないと思っています。
 
まぁ、故に「経営者」としては三流・五流の私です(笑) そういう考えの人の塾がはやんないかなぁと思ってやってるんですけどね。なかなかうまくは行かないようです(笑)でも、いいの! そういう考えに賛同してくれるスタッフが集まり、保護者が子どもを預けてくれているのですからね。
 
やっぱ、企業戦士にはなれないですね、私は。
 
「暖房無理ぃぃ!」
なんて言ってるような子たちの中で、腹抱えて笑いながら仕事が出来ていることが幸せですし、ありがたいことだなぁと感謝。
  
ああそうだ。
今日は昔の卒業生が来てくれて、なんと旦那様と!おめでとう!と言っていたら、
あれ?
なんと!
プレグナント!
ワオ!
おめでとう!
3月だとか。こうして夫婦で顔見せてくれるなんて夢にも思わなかったなぁ。

夜は夜で、元スタッフが2人も飛び込んで来て(打ち合わせ無しの偶然だったそうです) 年末のご挨拶。
年の暮れ。いろんな人が飛び込んで来ます。
明日で仕事納めです。 

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