練習試合に

練習試合にユニフォームを着ていかないのか?
という問題(笑)
なるほどなぁと思います。

何がかというと、12月の集団討論練習会や今回の直前テスト会を通して、様々な塾・外部の生徒に接してみて、「制服で来ないんだ…」ということに関してなんです。

例えば、大学受験は当日「私服」で行くでしょうから、模試も私服でいいと思うんですね。ですが、高校入試はおそらく中学の制服で受験に行くことになるかと思います。もちろん私服の中学校も中にはあるようですから、そういう子は私服でいいんです。ですが、本番さながらの練習をしに行くのですから、百歩譲って業者の模擬テストはいいとしても(本当は良くないけど)、本番の練習会という会には、やはり本番と同じ格好で来た方がいいと思うのですね。それを的確に言い当てていたのが、

「練習試合にユニフォームを着ていかないのか?」

って言葉でした。なるほど。説得力あるね(笑)
練習試合だからといって私服で行く野球部もバスケ部も無いわけですよ。なるほどね。
是非、そんなところも考えてくれるといいなぁと思います。

また、謙虚に受けに行かない奴は落ちる、というのも本当です。
「ここなら受かるだろう」「ここでもいいや」「ここくらい余裕」などというような子はよく落ちているものです。どんな試験でも合格することは大変なことですし、余裕なんてことは滅多に無いことです。ましてや自分が受験しようとする学校ならばこそ。
 
試験終了後に「知ってる問題が出た」「出来た」は大変怪しいものです。そういうのは、大抵「出来たところ」ばかりを覚えているもので、確かに出たところはできているのですが、そうで無いところは出来ていないケースがほとんど。あそこが取れなかった、ここが悔しかったという反省をして帰ってくる子は合格していることが多いものです。

そして、「ビリでもいいから入れて欲しい」という心が大切。
模試の偏差値が届いていようが届いていまいが、あくまで入試ではチャレンジャー。当日の試験が勝負なわけですから、模試はあくまで模試。模試の偏差値自慢をしている人が一番愚かしいわけで、模試の結果通りの合格をいただけて初めて「おめでとう」なわけです。模試で偏差値が届いていても、その受験姿勢の傲慢さから一つも引っかからないなんてケースもかつては見てきました。受験校を馬鹿にしているタイプがほぼこれに当てはまります。「こんな学校受かるよ!」なんて人の受験校を蔑んでいるような人間には大きな罰が当たるということが多いようです。やっぱり神様は見ているんですね(笑)

子供達には、「謙虚にね」「神様が見てると思って、いい子でいろよ」と諭しています。
謙虚な姿勢で受けることが重要。合格は冷静じゃなきゃ受からんということなんです。ゆえに、謙虚に冷静に。だから「いい子」でいることが重要ですよ。

「へん!」
「うるせーよ!」
「神様なんていねーよ!」
「ばっかじゃねーの!」

という人もいるでしょうが、傲慢な人間にならないようにしたいものですね。
「そういうもんかな?」
と思って言うことをきいてみるってのも大切じゃないかなぁと思っています。 

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