夏期合宿最終日

IMG_5844c無事帰ってきました。
今年の合宿は、病人もけが人もなく、本当に順調に終わることが出来ました。我々もホッとしたところです。
帰路、伊香保グリーン牧場に寄り、お弁当を食べて帰って来ましたが、渋滞に巻き込まれることもなく、予定よりも1時間も早く到着してしまうくらいの順調さ。ありがたいことです。
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さて、ご存知の方も多いかと思いますが、鉄分がかなり入っている私。
どうしても仕事に生かしてしまおうというところが出てしまいます。まぁ、電車好きな小学生もいますから、「こんなの知ってるか?」的な隠し玉を出すと、「スゴイスゴイ!」と言ってもらえます。

その最たるものが、今回の合宿で訪れた、上越線の土合駅。
写真の通りの斜坑階段を、地底深くまで下りて行かないとホームがありません。以前妻と訪れた北陸線筒石駅も同様。こういう不思議な空間は、私自身もいまだにわくわくしてしまうのですから、いわんや小学生のワクワクをや。

実際、この486段の地底への階段を目にした小学生9人は大興奮
特に男子は、「すごい響く!」と、ワーワー絶叫しながら(笑)走り下りて行きました。おーい!走るな!と注意するも、聞きやしない… 大興奮。

有名になったのか、お手軽なのか、SL効果なのか、夏休み中ということもあってひっきりなしに家族連れが来ていましたが、上下とも1日の列車の本数は「5」本! そのわずかな列車に乗ったというのもものすごく自慢の体験だったようです。

今日、合宿から帰ってきたのですが、小学生は作文にみなこの駅のことを書いていました。そして、486という数字を正確に覚えていました。作文がほとんど書けない子もいるんですが、486という数字を正確に書いています。よほど強烈な印象があったのでしょうね。

小学生と本気で付き合いだして5年。
以前、「話が通じない」「扱い方が分からない」という理由で避けてきた小学生指導。ゆえに四街道の塾を「中高一貫」とうたっていたのですが、今一番カワイイのは小学生。年齢的なものもあるんですかね、躊躇なく叱れ、かわいがれ、お世話が出来ます。

そして、一番可能性がある。
小さなきっかけで、劇的に変化することがある。
とにかく感動的です。
手がかかるってのはあるのですが…(笑)

お風呂だって、スタッフの「お風呂当番」を決めて、お世話しないととんでもないことになります。「アタマ洗え!」「ちゃんと流せ!」「泳ぐな!」 大変です(笑) 特に男子は。びっちょびちょで出てきますから、バスタオル持って待っていて、うりゃー!って頭拭いてやったり、並べ―!ってドライヤー持っててザックリ髪の毛乾かしてあげたり、「水飲め!」って水分補給させたり(言わないと後で具合が悪くなったり)で、結構気をつかいます。でも、カワイイ、カワイイ。

今回の合宿でも、グズると思われた子が一番頑張っていたり、思わぬ子がぐっと成長したり、本当にこういう体験を家庭で出来ないようで、一つ一つのイベントや体験が本当に新鮮かつ嬉しそうな子がいたり… それぞれの家庭の様子も、こうやって泊りがけで子どもお預かりすると手に取るように分かります。

自分たちの引っ越しなどで、今年は不備の多い合宿でしたし、自分の中での完成度は40点くらい。反省の多いものでしたが、その分、スタッフにかなり助けられた合宿でした。
「ここ、こうしておきました」
「おかしなところがあったので、修正しておきました」
「自分、空き時間なので、これやっておきます」
こんなシーンがいくつもいくつも。
本当に頼りになるスタッフ達でした。ありがとう。

来年はまた、もう少し準備をして。
少しずつ形も変えながら。
しかし、体力的には辛くなってきましたね(笑) 
私は長い階段を下りたせいか、アキレス腱が痛いです。翌日に筋肉痛が出るのは若いのか!(笑) しかし…

明日休んで、明後日は仕事。明々後日から講習後半戦です。合宿明けにあまり長い休みを取らせず後半戦に突入したいという意図から、合宿をお盆明けに日程変更したことが昨年からプラスに出始めているように思います。こっちはキツいですが、頑張ります。

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