慶應

 お笑いタレントの小島よしおさんが、来春慶應義塾大学を受験することを表明したそうです。

 もともと早稲田大学を卒業されているので、インテリタレント。高校も私の地元・千葉市内の上位校ですから、勉強は出来た方なのだと思います。早慶制覇するというのが狙いらしいですが、何とも彼らしいですね。チョット話題性に欠けて来たので、得意分野で再度脚光を浴びようとする作戦なのでしょう。いずれにせよ、勉強することは良いことです。頑張って欲しいものです。

 ところが、その反応が実に面白いですね。様々なところで報道され、様々なブログでその反応が見られますが、結構多いのは、「これで合格したら、本気で勉強している子がかわいそう」「余計なことするな」「受験生をバカにしている」というもの。

 大学受験は高校を卒業しているなら誰でも受けられます。彼が受けることは何も批判される理由もなければ、彼が意地悪をしているわけでもありませんよね? そもそも、彼に1枠譲ってもらわないと合格できないような人間が、果たしてその大学で学ぶに値する人間かと、私は疑問に思います。つまり、草野球でも強いチームは参加するなと、そういう理屈でしょうか?

 大学に限らず、入試やあらゆる競争試験において(もちろん就職試験など顕著に)、受かる人間は受かるべくして受かっていると、私は現場で感じます。受からない人間にはきちんと受からないだけの理由があり、受かる人間にもちゃんと理由があるのです。ほとんど「まぐれ」は存在しません。

 小島よしおさんが受験したからといって、一体誰が不利益をこうむるのでしょう。もし彼が受験しなければ受かっていたのに… なんて後から悔やむ学生がいるとすれば、それはとんでもない妄想です。あなたはきっと、ちゃんと落ちるべくして落ちていますよ… そう思います。

 小島さんは29歳の社会人。毎日仕事もあり、しかも学生のように「体調が悪いからやすみます」なんてことが許されない芸能界。かなりタイトなスケジュールの中で仕事をこなしているのでしょう。体力的にもキツいはず。そこへ入試の勉強を入れるのですから、ハッキリ言って高校生有利に決まっています。勉強時間が豊富に取れ、また勉強だけが仕事の高校生など天国です。彼は仕事をやめたら生活が出来なくなりますからね。

 つまり、小島さんに負ける方が高校生にとっては恥。そう思って、大学受験生はより馬力を入れて勉強してはどうでしょう? 来春、小島さんと同級生になるか、彼に恨み言を言うか… 全ては受験生、あなた自身の問題なのです。

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