大学入試現代文の不思議な傾向

大学入試の現代文問題をみていると、面白い傾向に気付きます。データベース化された教材を見ていると気付くことなのですが、不思議ですね。

たとえば、早稲田。

池田清彦、酒井直樹、竹西寛子、西谷修、夏目漱石、鷲田清一という作家の作品が複数回(場合によっては3年連続)で出題されています。学部が違ったりするのかもしれませんが、面白いですね。偏りがあります。また、源氏物語を扱った文章が好きなご様子。注目点かもしれません。

鷲田清一は上智でも出題があり、上智大は相変わらず記号論をどこかで出す傾向があります。

武蔵大学は、「教育とは何か」「歴史とは何か」「儒教とは何か」「『わかる』とは何か」「臨床の知とは何か」など、「~とは何か」で攻めてきます(笑)

成城は、「言霊と他界」「東洋的な見方」「童謡私観」など、やはり柳田国男にゆかりの深いゆえか、民俗学的、東洋文化的な題材がお好みの様子。

いろいろさぐってみると、傾向が分かるかもしれませんね。

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