I don’t need no doctor.

「I don’t need no doctor」

私は、WASPという80年代LAメタルのバンドのヒット曲として知っていましたが、元々はレイ・チャールズの曲。すっかりメタルの曲になっちまっていましたが、元々はブルースというか、ロックンロールというか、そんなリズムの渋ーい曲。その後、Humble Pieというバンドがロックアレンジをして(なのかな?)、その後のロックバンドはこれを原型に演奏していますね。WASPの演奏もこのタイプ。

で、音楽の話ではなくて、この「I don’t need no doctor」という文。受験屋的に言うと、二重否定で、「私は医者を必要としないわけではない」「要らなくない」みたいに捉えるのですが、これは実は、

「医者なんていらない」

という意味になります。

え?

don’tが付いて、noが付いてるのに?

結論から言うと、これは背景的なものが大きいようで、昔、あまり教養のない人間がスラング的に使っていた表現だったようなのです。二重否定を意味のひっくり返しではなくて「強調構文」として使うことがあったそうなんですよね。特に南部の黒人達はこういう表現をしたらしいです。今でも、スラング的にこう表現する若者が英国でも米国でもいるそうで、学校の授業では叱られるようですが(笑)、好んで使う人たちもいるようです。

ちょっと下町っぽく表現すると合うようなので、

「医者なんて要らねーぜ」

「医者なんてまっぴらゴメンだぜ」

「医者なんて行ってられっか、バーロー」

みたいな言い回しになるようです。

「I don’t need no doctor」

英語も深掘りしてみると、いろんな表現があるもんですね。

↓この曲が、

↓こうなって…

↓こうなります!(笑)

↓こんな演奏をしている人もいますね!この差が面白い!

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