M8

塾業界から小説家になられた高嶋氏。直接はお話ししたこともお目にかかったこともありませんが、お名前はよく存じ上げています。以前所属していた塾の組合にもいらしたことがあって、メーリングリストに投稿されているのを何度か拝見したこともありました。

ただ、作品については正直、ナメてました。ごめんなさい。あまりよく知らなかったというのが本当のところですし、あまり期待もしていなかったというのが事実。

ですが、ふと手にしたこの「M8(エムエイト)」という作品。要は、東京直下型地震が起きる災害パニックのシミュレーション小説です。M8とは、マグニチュード8ということ。東京で必ず起こると言われているこの地震ですが、かなり「貯金」がある状態で今まで来ています。

東日本大震災の時も、本当に大変だった記憶があるのですが、もうそんな記憶のない世代の小学生を教えているのだという事実に先日気づきました。あの震災は「昔あった地震」になっているんですね。怖いなぁ、そっちの方が。

小説自体は圧巻のシミュレーション力と、本格派の文章力で構成され、完全に私のナメた下馬評は覆されました。いやいや、本当に素晴らしい文章力。分厚いのにガンガン読んでしまいました。面白かったし、タメになったし、怖かったなぁと思います。

久しぶりの小説。なかなかの長編でもありますので、読み応えありの1冊としてはオススメ。

実はもう一冊、今度はTSUNAMIを読んでみようと思って購入しました。さて、どうでしょうね。楽しみです。

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