2021年始動の広尾学園小石川中高がスゴイところ

村田学園女子高校。中学募集をストップし高校単独校になりましたが、一昨年に経営陣が変わり、クラーク記念国際高校や広尾学園を経営する創志学園グループの学校になりました。広尾学園との教育提携が始まったので「おやおや?」と思っていましたが、ついに来年度から校名も新たに、「広尾学園小石川中高」としてリニューアル開校とのこと。

中高…
お!

中学募集再開ですか!

教育内容については調べればいくらでも出てくるでしょうし、詳しい塾関係者はごまんといますので、このブログでは「マーケティング的にスゴい!」と思ったところをお話してみようかと思います。

クラーク記念国際高校に続き、広尾学園で大成功をおさめた創志学園。村田学園に来たのは知っていましたし、説明会にも出ました。中学やる気でしょ?って質問にも「そのうち」という反応でしたから、やるな…と思ってたら、やっぱり(笑)

ただ、てっきり「村田学園」で押していくのかと思っていました。グループ化した時にいきなり校名変更をせず、村田に改革を!というノリだったので、文京区及び東京北部に定着している村田ブランドを使っていくのかと思っていました。

「広尾学園小石川」というネーミングは、本当にガツンとやられた感じです。

まず、受験界において、すでにブランドとして確立された広尾学園。一時期は関東で一番受験生を集める学校として名が轟きました。順心女子学園時代を完全に忘れる変貌ぶり。ジャガー横田さんのお子さんが目指したことでも注目されたくらいですから、メディア露出も十分出来ています。

ここへ、文京区及び周辺地区の方のブランド意識をくすぐる「小石川」なるパワーワードを差し込んできたところが、とにかくマーケティングセンスあるなぁ…と感心しました。学校ブランドとして強力なワード「広尾学園」と、ブランドの高い「小石川」をセットにしたセンス、スゴイです。

さらにそれを、ギリギリ「文京区」という立地ではあるものの、教育的には超メジャーな区の学校に命名し、東京北部・北東部に投入してきたというのは、ある意味「一人勝ち」を狙っている気がします。現時点で「開成」「本郷」「巣鴨」「城北」といった男子校しか上位校が無いエリア。桜蔭を控える文京区ブランド。その中で貴重な上位共学校を狙っているのでは?

東洋大京北や順天などが地道に積み上げてきたレベルアップを、あっという間に抜き去るほどの破壊力を秘めていると感じます。いや、あくまでマーケティング的ですよ。でも、それほどの爆弾だと思います。

駒込や千石という立地も、南北線を使えば埼玉方面から直通。山手線はもちろん、千石なら都営三田線。上野や護国寺、江戸川橋、早稲田方面からならバスで通える地域。さらにいえば、「やまとむら」と呼ばれる超高級住宅地や、本駒込というこれまた高級住宅街を抱える地域。

当塾のある地域の学校ブランド地図を大きく塗り替える可能性が非常に高い学校のリニューアル開校です。あっという間に当塾の受験対象外になるかと思われますが(笑)

近隣の中高にとっては結構な脅威かもしれませんね。なにせ、広尾ブランド、そして爆発力のあるワードを入れた学校ブランドですから。

中身はまだ分かりません。あくまでマーケティング、生徒募集という観点でのお話です。
が、集めるでしょうね…かなり。

そして、創志はすでに、新宿の成女もグループになっています。ここもまもなく大改革。校舎建て替えなどもあるようです。

いずれにせよ、今後の広尾学園小石川、期待して、注目していきたいと思います。
というか、この地区の受験地図が大きく動く気がします。
ワクワク半分、ドキドキ半分ですね。

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