講師のこと

 ついに、桜学舎の講師が25名を超えました。

 こんな小さな塾で講師がこれだけいるというのは、少々異常です。まぁ、実は思うところあって内部拡大をしているところはあります。でも、世は「人手不足」の今、これだけのスタッフを抱えるというのはありがたいことでもあり、大変なことでもあります。そんなにお給料が出せるわけでもないので、限られた資源の中で何をどうしなければいけないかを本気で考えつつあります。

 先日、都の財団で行ったプレゼンの際に感じた、「所詮塾なんて」感。世間の分厚い壁。そして払拭できないイメージ。結構大変なものがあります。
 どうせ一人で始めて、数人アルバイト使って、自然に生徒集まっちゃったような連中がやってるんでしょう? 業界とかあんの? 人を雇うなんて需要があんの? そもそも仕事として成立してんの? 的な半笑いの目(笑) ああ、やっぱり仕事をする上での評価って、そんなもんなんだなぁと思います。また、桜学舎のように生徒と真正面から向き合って「先生」をやってる泥臭い職人気質の塾は余計にそういう目で見られ、ビジネスの上では「教室展開」「売上高」「経常利益」等々が評価の対象。どんな理念や指導をしているかなんて興味なく語られて行きます。

 やっぱり、私たちはちょっと違う。
 泥臭く、生徒たちにとって「おもしろいオッサン」でありたいと思うし、どこか人生の指針にちょっとでもなったら嬉しいと思うし、そりゃ儲かれば嬉しいけど、利益優先ではないところも多々あります。そんな環境に集ってくれるスタッフが増えて来たのは本当にうれしいことです。

 が!
 私たちもこれほどのスタッフを抱えたことがなく、未知の領域。正直、毎日が「未知の出来事」の連続です。特にこのところ、スタッフ間の連携がうまく取れずに、ご家庭への連絡がダブルで行ってしまったり、また講師間でお見合いしてしまい、双方が伝達をしていなかったりということが多々。また内部的なことですが、桜学舎歴の長い講師が気を利かせたことが逆効果になったり、逆に遠慮していたことがまたまた逆効果になったりと、いろいろ難しいことが起きています。みんな善意でやっていることなので、その点は私は全員に感謝をしているのですが、すこし交通整理が必要なところまで来ています。

というのは、私たちの他に「中間管理職」が増えたこと、これがいちばんの大きな環境の変化なのでしょう。長い講師たちはやっぱり「塾長・副塾長」とダイレクトにコミュニケーション出来る環境に慣れています。だから、私たちに直で言えるので大丈夫だと思っていることも感覚的に多いのですね。ところが、今は中間管理職でワンクッションあるので、バックボーンから話さないとダメな場合もあります。なんだか勝手が違うのでしょうね。ですが、中間管理職を飛ばして直接塾長に言うと、やはり失礼に当たったりしますので、講師たちもいろいろ考えながら行動しているのだと思います。

人が増えたことで必ず起きる問題なんでしょうね。
もちろん、そうならないために対策を打って来ましたし、今も打ち続けているのですが、それでも1件2件ミスが出るのは本当に悔しい限りです。 

さらに。
実は7月から専任が4人になります。

教務主任・藤原、教室マネージャー・浅見に加え、6月から広報マネージャーの平原が勤務を開始していますが、7月から教務で佐藤(響)が勤務を開始します。佐藤は現役中の4年と留学をしていた一時期、桜学舎で勤務して、その後、某私立高校で英語科の非常勤講師を数年続けていました。 結婚を機に一般企業へ就職しましたが、この度退職して古巣・桜学舎へ戻って来ました。平原も、佐藤も、地元上野中学校の出身。今でも習っていた先生がいらっしゃるそうです。

何でこんなに増やしてるの?
と聞かれます。
いよいよ教室展開ですか?
とも言われます。

いや。
ビジネスフラッシュという番組でもお話ししましたが、うちは展開ありき、計画ありきではなく、「人ありき」なので、今どこかへ教室を開いて出て行くという話ではありません。いつかはそんなことがあったらいいなぁ、くらいの話。ちゃんと人生かけてやってくれる人が出て来たら、ですね。

それよりも、いろいろな部門が滞っているところもあるし、やりたいことも止まっていたりします。何より、そろそろ自分の限界を感じているのも事実。優秀な若い力に任せられるところは任せて、私たちは私たちでしかできない部分をより強化して行く方が良いのではないかと思っています。

「塾長・副塾長の桜学舎」
「夫婦二人でやってる桜学舎」
から、
「みんなの桜学舎」
に、いつの間にかなって来たってことなんでしょう。 それに応えるのが私の役目ですね。

教務については、藤原・佐藤はプロ。現場にずっと出ていた人間ですから、成績を伸ばすのはこの二人に任せられます。浅見は仕切り上手。手早くいろんなことを片付けてくれます。頭の回転が速い。平原は安心感の女王。仕事も丁寧で、私の広報物の校正などプロ級の腕前です。いい組み合わせ。

「塾長いらないんじゃね? 」

口の悪い生徒たちは、「そーだそーだ!」と囃し立てます。
「うっせーよ!」
と反論しつつ、ちょっと嬉しい。先生たちがみんな生徒の中に入り込んでくれていて、支持を受けてるんだろうなぁと。

現状でまだまだ私たちからすれば不安な点も多々あります。もっと良くしたいという思いが強くあります。まだまだ足元固めを続けます。頑張らねば! 

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