都立高校の漢字の半分は対策テキストから的中!

本日は都立高校入試でした。大変お疲れ様でした。
泣いても笑っても、一応これで入試は終了。長い闘いでしたが、まずは全力で入試に挑んできた皆さんに敬意を表します。よく最後まであきらめずに頑張ってきましたね。お疲れ様でした。

既に模擬試験会社から解答速報が来ていますので、もし知りたい方はどうぞ教室まで!ネットでも夜には公開されるのかもしれませんね。自己採点をしっかりしておくことが重要です。ただ、今年はどうもどこも私立高校が動向をはかりかねているような気がします。実際、私立の「中学」では「繰り上げ合格」が例年になく多いので、生徒の動向に変化が生じてきているのかもしれませんね。

さて。そんな中、都立高校の漢字問題。
今年のお正月にも、「都立の漢字」なるテキストを「お歳暮」と称してお渡ししました。都立は、普通の生徒じゃ手に入らない10年前、20年前の入試問題を使いまわしてくることが多いという研究成果をこのブログにも書き、一つ一つ事例を挙げて論証してきました。

今年も、おかげさまで、10問中5問があのテキスト内から繰り返し出題されるということに!

【1】(2)隔てて(へだてて) → 1981年に出題済
【2】(1)イチジルしく(著しく)  → 1983年に出題済
【2】(2)ゼンセン(善戦)  → 2007年に出題済
【2】(3)ザイゲン(財源)  → 2006年に出題済
【2】(5)アびる(浴びる)  → 2008年に出題済


今年は特に、書き問題の中で4/5問が丸かぶり!ちゃんと桜学舎のテキストをやっている子はものすごく得をしたのではないかと思いますよ? 良かったですねぇ。

国語でビックリなのは、200字の作文問題と漢字問題以外、全て記号式になっているところです。もう下手な記述は無いんですね。「思い切り記述」か「記号選択」のいずれか。選択肢の見極めも重要な課題になりそうです。

数学は証明が二問も出るんですね、今は。しばらく数学からは離れていた私はビックリ(笑)
英語は予告通り、並べ替え作文が復活。【4】問2は完全解答という条件のようですから、部分点は無しですね。英語もほとんど記号問題になりましたねぇ。

理社は問題を見てみないと分からないので、また機会があればじっくりと。ただ、いきなり地形図・地図の問題から入っていますので、地形図が苦手な子だと「またか!」と出鼻をくじかれるタイプの問題かもしれませんね。

平均点予想や動向分析はこれからですが、記述問題が結構「ガッツリ」出ている感じがしますし、逆にその他はバッチリ記号選択という、非常にハッキリした問題だと思います。少し結果に変化が生じる可能性もあるような気がしますので、最後まであきらめないようにしてくださいね。

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