
もう10年以上前の教え子になりますが、結婚の時も式に呼んで頂いて嬉しかったのを覚えていますが、就職した会社を退職して、奥様と一緒にベーグル屋さんを開店したとのこと。千葉県のお洒落な住宅街なのでいいお客さんがたくさんいるんだと思いますが、ベーグルを作るのが得意な奥様と一緒に本格的にお店を始めたのだとか。素晴らしい。
何だか「同志」ができたような気がして、こういうのはとても嬉しいですね。
働くということには、「労働」といわゆる「仕事」があると思います。「労働」は人から与えられたタスクをコンプリートすることによって対価を得る、いわゆるサラリーマンのこと。ゆえにいかに能力が高く仕事ができるかという点が評価されます。
私が言う「仕事」とは、自分の生涯をかけた生きる目的というか、ミッションというか、そういう類の「仕事」です。自分にミッションを与えて商売をやっている人や何かを創り出している人はこちら側の部類。自分の仕事なので、時間で働くという感覚もなければ、プライベートと仕事の境目もあまりありません。
もちろん人それぞれで、性に合う生き方をすればいいのですが、どうも今の大学生はエリートサラリーマンになれなかったら「人生詰んだ」などと訳のわからないことを言い出し、全て投げやりになったり負け犬根性丸出しにしてみたりと、どうも「生きる力」に乏しい連中が多く見られます。私はそういう子が大嫌い。ゆえに、大会社に就職してもいいけど、そうじゃない生き方もあるんだってことをいつも言って来ました。また、それを見せるのも一つの仕事だと思って頑張って来ました。そりゃそうでしょう? 大会社に就職しないでちっぽけな塾を経営しているオジサンはやっぱりしょぼくれたセコいオヤジだった…ってなったら説得力がありませんから。武士は食わねど高楊枝(笑)
ですから、自分で店を始めたとか、会社を立ち上げたとか、芸能界でデビューしたとか、そういう報告が舞い込むととても嬉しくなります。自分で歩いていくのは確かに大変なんだけど、その分自由とダイナミズムも感じることができると思います。頑張れ!と思います。
そんなことで、ベーグル屋さんから「自分のところで焼いたパンです」と送ってくれたのです。嬉しいなぁ。で、食べてみると…
すっげー!
美味ぁぁ!
おい、やるなぁ!
何というんですか、そうお母さんが焼いたパンのように、本当に手作りで焼いたんだってわかるあの香り。参ったなぁ、掛け値無しに美味い!メチャ美味です。
「お取り寄せさせろ!」
と言ったのですが、生産体制にまだ問題があるんだそうで、安定供給できたら是非とのこと。いやぁ、本当に美味しいです。同じ住宅街に住む友人の塾長にも声をかけたところ、すでに常連客になってくれていたようで、こちらも嬉しい限り。そう、私なんかが声掛けなくても常連客で賑わうような実力のあるお店になっていたんですね。本当にこういうのが嬉しくなります。
千葉県佐倉市の皆様。
MARUSUベーグル、宜しくお願いしますね!
私も、少し落ち着いた頃にお店に行ってみたいと思っています。
徐々に教え子の活躍が増えて来ました。
たかだか塾の先生なのにね。
こうしていつまでも慕ってくれる子達に恵まれて、幸せだなあと思います。
さぁ、冬期講習も頑張ります!
この記事へのコメントはありません。