
桜学舎の合宿の朝は6:50起床。7:00から早朝テストです。スタッフは朝当番・夜当番を定め、朝担当のスタッフが生徒を起こしに行き、テストを実施します。8:00の時点でテストが終わった生徒から朝食です。いつまでもご飯が食べられない生徒もいます。
「出来た子から朝ご飯なんて、残酷だ…」
というお声もあるかもしれませんが、あえてそんなことをしています。
ともすると、全部大人がやってくれて、口を開けて待っていれば誰かが何とかしてくれる… そんな甘い考えの子もいます。今朝も私に怒鳴られた子が2人いました。
「甘ったれるんじゃない!」と。
自分のことは自分でする。
自分の力で事態を打開する。
全て自分事として受け止める。
これが出来なければ、合宿に来た意味が全くありません。旅行社が用意した豪華至れり尽くせりのパッケージ旅行じゃないのですから。性格が変わったようにしっかりして、頑張っている子はこの意識がグッと変わった子です。ですから、「自分のご飯を確保するために、必死になる」という、実に単純なことなのですが、そういう経験をさせているわけです。
昨晩も、和室の小学生に布団を敷かせました。
最初に掛布団を持って来てツッコまれている子、シーツのかけ方が分からなくてアタフタしている子、布団敷きが終わったら疲れちゃった子、いろいろいました。
「普段、全部おかあさんがやってるんだろ?」
と、半分冗談で聞いたら、
「そうだよ」
という子も! 自分の布団の上げ下げや、お茶碗の片づけなどは子どもにさせるべきだと私は思います。おかあさん、優しすぎです!(笑)
さぁ。
まだ見ぬ自分を探しに、2日目も頑張りましょう。
午後からはちょっとだけ息抜き。
湯沢フィッシンパークへ魚の手づかみへ出かけます。
この記事へのコメントはありません。