桜学舎文庫

1517b9b6.jpg「活字中毒奨励中」

と銘打った桜学舎文庫を設置しました。典型的な「推薦図書」みたいなものは置きません。理由は簡単。面白くないから!(笑)

それよりも子どもたちが、「何これ?」と手を出しそうなものを置いていきます。もちろん漫画もあります。小説もありますし、やわらかい本からかたい本まで。絵本だってあります。

まだまだ棚に余裕がありますから、少しずつ増やして行きます。借りるのはもちろん無料。その代わり確実に返却してもらう(貸し出し期間は1週間)のと、貸し出し帳に記入してもらいます。借りたものをきちんと返すのも教育ですし、人のものを丁寧に扱うというのも教育です。

昨今、他人のものを平気で汚したり、平気で壊したりする人が多くいますが、それは子どもが悪いわけではありません。その子の教育が悪いわけで、その子の周りの大人の品性が問われます。

「親の顔が見てみたい」
とはよく言ったもので、幼い子どもが性悪なわけがありません。そういう品性しかない大人に育てられた子どもは、年をとっても品性の無い大人にしかなりません。世を見ると、まぁ何と品性の無い大人の多いことか。

「何て常識の無い人たちなんだろう」
とは、ウチの小6生の言葉。
なんでも、台東区の合同行事の際にハプニングがあったそうですが、品の悪い生徒達は爆笑し、手を叩いて笑っていたそうですが、彼らの学校の生徒は、「こういうところでは笑ってはいけない」と大人しくしていたそうです。そして、「何て常識の無い人たちなんだろう」と、笑っていた子達を蔑む目で見ていたとか。

空気が読めるというか、大人というか、良識を兼ね備えていると言うか… でも、これは子どものせいではありません。ひとえに親。地域の大人。やはり「教育」って大事だなぁ…と痛感します。

桜学舎の子どもたちが文庫をどう活用し、どういう使い方をするかも興味深いところです。常に他人のことが考えられる行動をとって欲しいとは思っていますが…

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