今日から桜学舎が始まります。

今日から、当教室は『進学個別 桜学舎』としてスタートします。今後も変わらず、この上野桜木の地で、地道な指導を続け、子どもの健やかな成長を見守って生きたいと思います。

一通りのご挨拶は、入会案内の冒頭に記載してあります。

ここではちょっと違ったご挨拶を。

チョット意地悪な方は、『桜学舎』と聞くと、「桜はすぐ散っちゃうんじゃないの?」と嫌味を言われます。確かに桜は花の見ごろが限られ、「はかないもの」の代名詞としても使われます。意地悪くとらえれば、桜を受験の世界に持ち込むのは縁起が悪い… ともとることが出来ますね。あくまで意地悪くとらえればの話ですが(笑)

しかし、その部分を差し引いても、学習、特に受験というものは桜になぞらえることが出来ると思います。

桜は、春の一瞬の満開を迎えるために、1年間じっくりと力をためてきます。葉桜になり、木の葉が生長して、太陽の光をしっかり浴びて力を蓄える春と夏。秋以降は葉を落としても、厳しい寒さが来ても決して枯れることなく、来るべき開花の時期を辛抱強く待ちます。力を蓄えて蓄えて… そして、いよいよその春。

桜は一瞬に全ての力を注ぎ込み、全力で花を咲かせます。見事な満開を迎えるのです。

受験も同じでしょう。
満開の春を迎えるために、前年春から厳しさも辛さも乗り越えて、しっかりと力を蓄えてくる…

私達は、そういう桜が咲くのをお手伝いする役目を、自分たちに課しています。塾の手柄などどうでもいいのです。私達の役目は、さしずめ肥料のようなもの。あくまで主役は生徒です。

「アナタノ サクラガ サクヨウニ」

かならず当塾のネームには、このキャッチフレーズを入れています。
私でも、彼でも、ましてや塾や先生でもない。
アナタの桜が、あなたの力で、満開の春を迎えられるように。力強く咲けるように! という願いを込めています。そうです、咲くのはアナタなんです。

一瞬で散っても構いません。
桜は、また1年努力を積み重ねていけば、力を蓄えていけば、また次の年の春に満開の花を咲かせるのです。枯れないように、しっかりと育てていけば、毎年毎年、見事な花を咲かせるのです。

「上野桜木」の小さな小さな教室に、私は「桜学舎」という名前をつけました。
おいでよ、「桜の学び舎」に。

毎年花を咲かせることが出来る、立派な木になって欲しいと願っています。地道な努力が出来る、そして力を蓄えることが出来る、そして目標に向かってひたむきに進んでいくことが出来る、そんな生徒が集う学び舎にすることが最大の目標です。

一緒に頑張りましょう。
「アナタノ サクラガ サクヨウニ」

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