小学生が領収書を買ったという事件

私は小学生の頃から「変わった子」だったんだと思います。それを面白いと思ってくれた子もいたのですが、変なやつと思っていたアンチも一定数いたでしょうね。そんなの関係なく、自分のやりたいと思ったことを直情的に突き進んでしまうタイプでもあったので、面倒なやつでしたが、それでも小中は私の周りに随分と友達が寄ってきていたので、ある程度「一緒に行動していると面白い」と思っている子もいたのではないかと思います。

いずれにせよ、型とか枠にはハマらないタイプでしたので、大人がびっくりするような行動を取ったり、「そんなとこ?」ってところに刑務所の塀より高いプライドがあったり、「そんな些細なことで!」ってことで海より深く凹んだりする変な子でした。

床屋に行って髪を切ってもらった時に、最後に「飴食べるか?」って差し出されて、「大丈夫です!」と断って帰ってきて、「もうあんな人を馬鹿にしたような店には行かない!」と怒っていたそうです。今考えると「は?」なんですが、当時の私は、「小学生だと思って子供扱いしやがって」と思ったのでしょうね。めんどくせ!(笑)

そんな中、当時私の根城だった「西浜書房」という本屋さん+文房具屋さんがありました。店の中に入ると、独特の「紙」の匂いがして、ゾクゾクしたものです。あれ、私はゾクゾクするんですよね。

赤川次郎の作品に出会ったのは西浜書房でした。以来、高校時代は赤川次郎を読み漁り、出版されているものを全て読み尽くしてしまったこともありました。吉村昭の「漂流」もここで手に入れました。

さて、この西浜書房で、私は小学生の頃に「領収書」を買ったことがありました。何で?と思うのですが、欲しかったんですね、こういう事務用品が。

元々、祖父母の家が商売をやっていて、いろいろな事務用品に囲まれていました。そこへ預けられた時期があったので、それが原体験だったのかもしれませんが、私は当時数百円の会費を集めて友人たちとサークルを作っていたので、その会費の領収書のつもりだったのだと思いますが、大人からすると心配だったのでしょうね。西浜書房さんからウチへ電話があって、「卓ちゃん、領収書買って行ったけど大丈夫?」って(笑)

まぁ、現実問題、現在領収書を発行する立場にあるのですから、あの時代から今を予見できていたのかもしれませんが(笑)、それにしても小学生が領収書を買うのは「事件」ですよね。小学生の頃から商売や団体の自主運営なんてことに興味があったのかと思うと、全部繋がってるんだなぁと改めて思います。

それにしても、変な子だ(笑)

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