「鶴の恩返し」の鶴

そういえば、先日、

「本を書くのって大変ですか?」

と聞かれたことがあります。結論としては、大変だと思うと答えました。

私の本「ゆる中学受験」は、当初はライターさんにお願いしようと思っていました。時間もないし、本業でもないので、口述でバンバン喋って、それをうまく本にしてくれたら嬉しいなぁと思っていました。 が!やはり「私」という人物をよく知ってくださっている方がみると、確実に、

「書いてねーな」

って文章になってしまったのです。私が書いた文章ではないのがバレバレなので、真っ赤になるまで修正をしましたが、それでも尚納得がいかず、結局ライターさんの費用をお支払いした上で、再度自分で書き直すということにしたのです。ですから、あれは全部、一字一句全て私の書き下ろしです。

夏期講習中に集中できるわけもなく、夏休みが終わった1週間のお休みの期間に、群馬県の四万温泉の柏屋さんという旅館を予約して、PCを持ち込んでひたすら物書き。3泊4日で半分以上を書き上げ、1泊だけ谷川温泉に移動して、さらにもうちょっと書いて目処がつきました。

この書籍に限らず、Kindleしかり、ブログしかり、何でも文章はそうなのですが、私は「鶴の恩返しの鶴」みたいな感覚に陥ります。つまり、あの鶴が自分の羽を使って織物を紡いでいたように、かなり「命を削って文章を書いている」感じがするのです。本当の命というよりも、生命エネルギーというか、ドラクエで言えばヒットポイント(HP)というか(笑) とにかく消耗するのです。

ですから、日常の中ではなかなか書けるものではありません。
仕事として「もの書き」を商売としている人って、実はかなりすごくて、百田尚樹氏などはやはり天才です。あれだけのペースで「体内」から生命エネルギーとしての「文章」を吐き出せるというのは、本当の天才だと私は思います。

最近では、ある程度文章を捻り出すと、かなりグッタリ。
「あー、命削ってんなぁ…」
と思うこともあります。
芥川賞や直木賞などを受賞した作家さんたちなどは、その当時はまだお仕事をしながら作家活動をしている方がほとんどだと思うのですが、本当によく書けるよな…と思います。かなりの集中力も使いますし。

「次回作は書かないんですか?

とも聞かれますが、今はまだその「生命エネルギー」を蓄積しているところ。少し「落ち着いたら」ということにしたいと思っています。

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