インディーのあり方

衆議院議員選挙が終わりましたね。
自民圧勝。
それがいいのか悪いのか、正直政治的なところは良くわかりません。「朝まで何ちゃら」のお爺さんは自民が勝ちすぎだといきり立ってますし(笑)、若い人々は圧倒的に与党支持だし、一体どうなんでしょうね。政治的な判断はあくまで個人的なことですから、私は公にはしないようにしています。無党派といえば無党派。私こそ本当のリベラルだと思います。何物にも縛られたくない「自由」を求める人間としての本当のリベラル(笑)

そういう、あくまでフラットな感覚でいる私は、最近テレビ見ててものすごい違和感を持ちます。
 
野党が統一候補を出せば勝てた選挙区が多いと。希望が政策協定なんてしなければ…という嘆き節。
気持ちはわかるんだけど、とてつもない違和感を感じます。気持ち悪い。
 
例えば、アンチ大手塾の人は、「小さい個人塾ならどこでも一緒」って思ってるか?ってことです。

「私」=「小さな個人塾のオッサン」は、大手塾とはもちろんのこと、他所の個人塾とも違うから独立独歩・インディペンデントでやってるわけです。インディーは、その「理念」と「方針」と「独自性」が命。大手を倒せれば、大手から生徒を奪えれば何でもいい、どこでもいい、そんな風に思ってるわけじゃないんですよね。
 
独自に塾をやってる方というのは、みんなそうだと思います。そもそも、考え方の違う人たちが、とりあえず共通の敵を倒すために手を組むなんて、おかしな話です。同業者の協同組合じゃないんだから。じゃ、共通の敵を倒した後、どーすんのさ?(笑)
 
インディーはインディーとして生きる。いつか自分たちの支持者が増えてメジャーになる、その「当たり前のプロセス」を信じて、自分たちが信じた道を行くのが、正しい生き方だと、私は信じています。世間に支持されないのは全て己の力不足。まだまだ精進が必要だってことですよね。
 
偉そうに大手塾を批判している零細塾がありますが(ウチか!?www)、零細塾が大手より優れているところなんてたかが知れています。

スタッフだって少ない。
施設だって貧弱。
経営基盤だって脆弱。
企画力や営業力、指導力だって組織力だって、大手が上に決まってます。

だから大半の人は大手塾に行くのが当たり前なんです。
それらを全部取っ払っても、インディーである我々のところに来てくださる、その理由は「理念」でしょう? いわば魂の部分。だから、インディーが魂を失ったら終わりなんですよ。
 
どうしたら大手塾じゃなくて自分たちが支持されるだろうか?
それを延々と考えているから「戦う」毎日になるわけで、それこそが我々のバイタリティにつながるのです。

万年野党みたいな私たちに、嘆く時間はありません。
インディーは、戦う気持ちがなくなったら終わりだから。
そして魂を失ったら終わりだから。
 
そういう意味で、「共闘」する野党とか、「政策は一時置いておけ」とかいうマスコミとか、そんなのは全部メジャーの論理。魂の抜け殻みたいなもんですよ。
 
政治的なことはともかく、我々インディーのあり方を再度考えさせられました。
 

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