針鼠

 SNSに「アイデアはあるのだが、実行できない…」というようなことを書いておいたら、ある方から「針鼠ですよ」というコメントを頂いた。

 針鼠の概念。
 それは、筆者の言葉を借りれば、

最高を目指すこと、でもなく、最高になるための戦略、でもなく、最高になる意思、でもなく、最高になるための計画、でもなく、最高になれる部分はどこかについての「理解」

 であるということです。自社が一番になれる分野はどこなのか、経済的原動力は何か、情熱を持って取り組めるのは何かを突き詰めて考えることが、事業の成否を左右するというもの。それはまさに「針鼠」の生き方にそっくりだと、そういうわけです。

 アイデアだけならいくらでも出る。しかし、それをやる必然性、そして勝算、情熱。片手間のアイデアなんていくらでも出るのですね。

 よく、「アイデア料下さい」なんて言う人がいますが、アイデア料なんてものはこの世に存在しないのです。アイデアなんて、いくらでも湧いて出ますから。そして実行しないアイデアに何の価値もないからです。

 情熱を持って実行出来るかどうか、そこが大切なのでしょう。
 強い戒めになりました。

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