【ご報告】合宿最終日の対応について

一つ前の記事にて、お伝えした通り、合宿最終日に発熱をしたお子さんが出ました関係で、緊急対応を致しました。その概況が明らかになったのと、ある程度の結果が出ましたので、一般に公開しご報告致します。

また、この公開とともに、一時非公開としていた記事や動画も再公開致します。


まず、最終日朝に発熱をしたお子さんですが、残念ながら帰京後に行ったPCR検査で陽性という判定が出ました。ただし、出発前の15日に実施した抗原検査では陰性とのことでした(出発前に参加者には抗原検査をお願いしていました)ので、これはもう防ぎようのない状態だったかと思います。生徒本人もショックを受けておりましたので、ご配慮ください。

なお、23日現在で把握できた感染者数は2名。4名部屋でしたが、2名のお子さんは帰京後のPCR検査で陰性、連れ帰った当塾教室長も幸い陰性でした。

【現地での状況】

1)往路バスはパーティション付で、約5分で空気が入れ替わる状況でした

2)滞在中の食事中は一定距離を保ち、黙食をお願いしていました。完全ではないものの、かなり静かに食べており、喋る際はマスクをつける習慣は学校でもついているのだなぁと感じるほどでした。食堂は常に窓を大きく開けておりました。

3)お風呂は小学生で入っておりました(当該生徒は男子)

4)6F教室(大部屋)で学習していた生徒でした。3名掛けデスクに2名掛け。ドア2箇所は常に開いており、また窓も開け、扇風機・冷房で換気しておりました。5年生教室および高校生教室では接触機会がかなり少なかったかと思われます。

5)イベント時はマスクをして行動しておりました。

6)就寝時、居室でのマスクは各自判断でした。

【発熱確認後の桜学舎の対応】

1)最終日8月19日、講師より当該生徒の体温が午前7時に非接触型体温計で37度という報告があり、その後、接触型体温計で38度以上の発熱を確認しました。

2)すぐに当該生徒を、あらかじめ確保しておいた隔離部屋へ移動させ、氷枕と市販薬の葛根湯を飲ませる応急処置をしました。

3)同室生徒は、当日は教室へ行かせずに部屋で待機。他の生徒との接触はありませんでした。(これにより、他の生徒の最終接触日は18日を起算日に出来ることとなりました)

4)朝食は部屋に運んで食べさせましたので、食堂での接触も19日はありません。

5)当該生徒および同室生徒は全員、入谷教室長が運転するレンタカーで入谷教室まで連れ帰り(隣町・六日町まで借りに行きました)、保護者におかえししております。

6)教室長は19日夜からホテルで自主隔離、20日にPCR検査を受け、21日に陰性が判明しましたので、22日より平常勤務をしております。

7)残りの生徒は、帰路予定していた蕎麦打ち体験を中止し、ホテルで急遽昼食対応をしていただき、東京へバスで直帰しております。

8)すべての情報を迅速に保護者に公開し、濃厚接触者待機の基準をお示ししながら、各ご家庭判断で抗原検査またはPCR検査の実施と健康観察をお願いしました。


なお、上記の通り、今回は当該生徒と、同室生徒1名(無症状・PCR陽性)のみで、大規模な感染拡大(クラスター)には至りませんでした。自画自賛にはなりますが、予め発生を想定し、1部屋を隔離部屋として確保していたこと、判明時以降の接触を極力減らしたこと、換気やマスク・手消毒等の感染対策をしていたこと、抗原検査キットを多数持参していたこと、最低限の医薬品は持参していたこと、そして当該生徒・同室生徒をレンタカーで東京へ送り届けたことなどが感染拡大防止に寄与したと思われます。桜学舎での感染者発生対応は既に4回目ですので、冷静な判断が出来たことが功を奏したのではないかと思います。


なお、状況を鑑み、すぐに合宿に関連したブログ記事とYouTube動画を非公開としました。無用な誹謗中傷や生徒の特定などを防止する観点からの措置です。なお、状況や全体像が把握できた段階で可能であれば再公開する旨もお伝えしました。(こちらの報告で全体像が把握できましたので、以降順次再公開致します)

また合宿参加講師にも同様の注意を促している関係上、22日以降の授業に変更が出る可能性があったり、急なお願いが出るかもしれない旨もお伝えしました。


帰着後、大変多くのご家庭から合宿についての本当にありがたいお言葉をたくさん頂戴致しました。本当にありがとうございます。最終日のドタバタですっかり合宿効果や意義などについてはお話しできずにおりますが、本当に「やって良かった」と思いましたし、「参加して良かった」というお声をたくさん頂けたのが本当に励みになりました。ありがとうございました。

ただ、塾長としては、生徒や保護者にご不安を抱かせてしまったこと、そして結果オーライではあったものの、職員を危険に晒さざるを得なくなってしまったことについては、反省と後悔もあります。教室数が増えたことでお預かりする生徒が増え、今後もイベント規模がますます大きくなることが予想される中で、今後、この経験を活かし、より安全に合宿が実施できるよう、社内でも再度検討して参ります。

今後とも、ご理解・ご協力をどうぞよろしくお願い致します。

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